岳岱自然観察教育林・白神山地(紅葉見ごろ10月下旬頃)秋田紅葉名所
岳岱自然観察教育林・白神山地
岳岱自然観察教育林・白神山地(アクセス・概要・見どころ・・・)情報を紹介しています。岳岱自然観察教育林は秋田の紅葉名所です。岳岱自然観察教育林の紅葉見ごろは例年10月下旬頃です。岳岱自然観察教育林は面積約12ヘクタールの原生的ブナ林の中に長さ約1.8キロの周遊型散策道が整備され、紅葉と散策・ウォーキングを楽しむことができます。
【岳岱自然観察教育林・白神山地 アクセスマップ】
場所・・・秋田県山本郡藤里町藤琴沢国有林
【岳岱自然観察教育林・白神山地 アクセス・交通】
*秋田自動車道二ツ井白神IC(車約1時間10分)
*大舘能代空港(車約1時間30分)
【岳岱自然観察教育林・白神山地 アクセス・駐車場】
駐車場あり
【岳岱自然観察教育林・白神山地 時間(要確認)】
確認中
【岳岱自然観察教育林・白神山地 料金(要確認)】
無料
【岳岱自然観察教育林・白神山地 歴史・簡単概要】
岳岱自然観察教育林(だけだいしぜんかんさつきょういくりん)は秋田県山本郡藤里町藤琴沢にあります。岳岱自然観察教育林はユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されている白神山地(しらかみさんち)に隣接する標高約1,158メートルの藤里駒ヶ岳(ふじさとこまがたけ)中腹斜面(標高約620メートル)に位置する面積約12ヘクタールの原生的ブナ林です。ちなみに藤里駒ヶ岳の名称は春の雪解けに駒(馬)の形になることに由来し、駒形が現れると麓の農民は田植えの時期を知ったそうです。また藤里駒ヶ岳は地名から太良駒ヶ岳(だいらこまがたけ)とも言われています。更に江戸時代にはカセ内嶽・カセナイ・駒岳とも言われていたそうです。岳岱自然観察教育林は立ち入りが禁止されている白神山地の核心地域とほぼ同じ自然や生態系が体感できるように長さ約1.8キロの周遊型散策道が整備されています。岳岱自然観察教育林にはブナやイタヤカエデ・ヤチダモ・ホオノキ・サワグルミなどが分布し、苔むした巨石などがあります。岳岱自然観察教育林の奥には森林の巨人たち百選に選定され、南白神の主とも言われる樹齢約400年・樹高約26メートル・幹周り約4.85メートル・胸高直径約1.54メートルの400年ブナがあります。なお岳岱自然観察教育林周辺には田苗代湿原・釣瓶落峠・太良峡などがあります。
白神山地(しらかみさんち)は青森県南西部から秋田県北西部に広がる面積約13万ヘクタールの広大な山地帯(山岳地帯)です。その内の人為的な影響をほとんど受けていない原生的な世界最大級とも、東アジア最大級とも言われるブナ林約16,971ヘクタールがユネスコ世界自然遺産に登録されました。世界遺産地域は中央部の核心地域と周辺の緩衝地域に分かれています。ちなみに青森県側の面積は12,627ヘクタールで、全体の約4分の3を占めています。白神山地はおよそ9千万年前頃の白亜紀にできた花崗岩(かこうがん)を基盤に2千万年前から1千2百万年前頃の新第三紀中新世の堆積岩(たいせきがん)とそれを貫く貫入岩類(かんにゅうがんるい)で構成されています。白神山地には最高峰の標高約1,243メートルの向白神岳(むかいしらかみだけ)・標高約1,000メートルの青鹿岳(あおじしだけ)・標高約1,012メートルの魔須賀岳(ますがだけ)など標高1千メートルから1千2百メートル級の山々がそびえ、大川(おおかわ)・暗門川(あんもんがわ)・赤石川(あかいしがわ)などが尾根沿いなどに流れています。ブナ林は最終氷期(7万年前~1万年前)が終わった約1万年前から形成が始まり、約8千年前には既に形成されていたと言われています。なお白神山地は1992年(平成4年)に自然環境保全地域に指定されました。
*参考・・・岳岱自然観察教育林・白神山地(アクセス・歴史・・・)
【岳岱自然観察教育林・白神山地 見どころ・文化財】
岳岱自然観察教育林の見どころは岳岱自然観察教育林の紅葉です。岳岱自然観察教育林の紅葉は例年10月上旬頃~10月中旬頃から色付き始め、紅葉見ごろは例年10月下旬頃です。紅葉の見ごろにブナなどが色付きます。紅葉のビュースポットは遊歩道です。
紅葉は最低気温が8度以下の日が続くと見ごろが近くなり、最低気温が5度~6度になると一気に進むと言われています。紅葉は晴天が続き、湿度が低くて乾燥し、昼夜の寒暖の差が激しいと美しい紅葉が見られる言われています。
【岳岱自然観察教育林・白神山地 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0185-79-2115(藤里町商工観光課)
【岳岱自然観察教育林・白神山地 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月
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