道成寺(桜見ごろ3月下旬頃~)和歌山桜名所
道成寺
道成寺(アクセス・概要・見どころ・・・)情報を紹介しています。道成寺は和歌山の桜名所です。道成寺の桜見ごろは例年3月下旬頃~4月上旬頃です。道成寺には境内から裏山に掛けてソメイヨシノ(染井吉野)・シダレザクラなど約300本の桜の木が植えられ、桜・舞・道成寺が行われます。(要確認)本堂そばのシダレザクラや2代目・入相桜(いりあいざくら)が知られています。
【道成寺 アクセスマップ】
場所・・・和歌山県日高川町大字鐘巻1738
【道成寺 アクセス・交通】
*JR道成寺駅(徒歩約5分)
*湯浅御坊道路御坊南IC(車約10分)または川辺IC(車約12分)
【道成寺 アクセス・駐車場】
駐車場あり
【道成寺 時間(要確認)】
9:00~17:00
年間無休
【道成寺 料金(要確認)】
個人
大人(中学生以上)600円、小学生300円
団体(20名以上)
大人(中学生以上)500円、小学生250円
【道成寺 歴史・簡単概要】
道成寺(どうじょうじ)は和歌山県日高郡日高川町にあります。道成寺は701年(大宝元年)に創建され、和歌山県内最古の寺とも言われています。道成寺は紀大臣道成が第42代・文武天皇の勅願によって、法相宗の僧・義淵僧正(ぎえんそうじょう)を開山として創建したとも、第42代・文武天皇が夫人で、第45代・聖武天皇の母・藤原宮子(ふじわらのみやこ)の願いによって創建したとも言われています。ちなみに境内の発掘調査により、出土した瓦から8世紀初頭には既に創建されていたと言われ、奈良時代の金堂・塔・中門・講堂・回廊などの伽藍跡が発見されています。南北朝時代の1357年(正平12年・延文2年)頃に現在の本堂が建立され、その後衰微し、1585年(天正13年)に関白・豊臣羽柴秀吉による紀州征伐により、本堂と鎮守社以外の諸堂が焼失し、2代目・梵鐘を奪われました。江戸時代初期の1655年(明暦元年)に江戸幕府初代将軍・徳川家康の十男で、紀州徳川家の祖・徳川頼宣(とくがわよりのぶ)の援助によって本堂の屋根が葺き替えられ、1700年(元禄13年)に仁王門が再建され、1702年(元禄15年)に書院が建立され、1707年(宝永4年)に十王堂が建立されました。その後1764年(宝暦14年)に三重塔が再建され、1847年(弘化4年)に護摩堂が建立されました。1982年(昭和57年)に縁起堂が建立され、1982年(昭和57年)に宝佛殿が建立され、2005年(平成17年)に念仏堂が再建されました。なお道成寺は「安珍・清姫伝説(あんちんきよひめでんせつ)」で知られています。平安時代中期の928年(延長6年)夏の頃に奥州白河から熊野詣に来た修行僧・安珍が一夜の宿を求めたところ真砂庄司の娘・清姫に一目惚れされ、清姫が裏切られたと知るや大蛇となって安珍を追い、最後には道成寺の鐘の中に逃げた安珍を焼き殺すというものです。安珍・清姫伝説は平安時代中期の「大日本国法華験記(だいにほんこくほっけげんき)」に記され、「道成寺物」として能楽・人形浄瑠璃・歌舞伎の演目にもなりました。
*参考・・・道成寺(アクセス・歴史・・・)
【道成寺 見どころ・文化財】
道成寺の見どころは道成寺の桜です。道成寺の桜見ごろは例年3月下旬頃~4月上旬頃です。桜のビュースポットは裏山です。なおいずれも国の重要文化財である本堂・仁王門やいずれも和歌山県指定有形文化財である高さ約21.82メートルの三重塔・書院も見どころです。
桜(染井吉野)は2月1日以降の毎日の最高気温の積算が600度を超えると開花し、800度を超えると満開になるとも言われています。(誤差あり)なお地域によって若干差があるが、開花して5日から1週間ほどで満開になるとも言われています。
【道成寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0738-22-0543(道成寺)
【道成寺 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月
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