原爆ドーム(アクセス・歴史・・・)・世界遺産
原爆ドーム
原爆ドーム(アクセス・概要・見どころ・・・)情報を紹介しています。原爆ドームは原爆の爆心地から北西約160メートルの至近距離にあったことから衝撃波を伴う爆風・日光の数千倍の熱線によって大破・全焼したが、上空約580メートルからの爆風が上方からほぼ垂直に働いたことからドーム部分(本屋の中心部)は奇跡的に倒壊を免れたと言われています。
【原爆ドーム アクセスマップ】
場所・・・広島県広島市中区大手町 1-10
【原爆ドーム アクセス・交通】
*JR広島駅から広島電鉄(路面電車)の場合、原爆ドーム前電停(徒歩すぐ)
【原爆ドーム アクセス・駐車場】
周辺に駐車場あり
【原爆ドーム 時間(要確認)】
柵内は立ち入りは禁止
【原爆ドーム 料金(要確認)】
柵内は立ち入りは禁止
【原爆ドーム 歴史・簡単概要】
原爆ドーム(げんばくドーム)はかつて1915年(大正4年)4月5日にチェコ人の建築家であるヤン・レッツェルの設計によって竣工した広島県物産陳列館でした。広島は明治時代後期に伝統工業や軍需と結びついた近代工業が発達し、日露戦争(1904年(明治37年)~1905年(明治38年))では大量の軍需品の調達が行われて経済は急速に発展したが、国内での激しい市場競争に耐える製品の開発・品質向上・販路拡大などを図る為の拠点づくりが急務になり、1910年(明治43年)に広島県会で建設が決定されました。広島県物産陳列館は一部鉄骨を使用した煉瓦造の建築で、石材とモルタルで外装が施されたネオ・バロック的な骨格にゼツェシオン風の細部装飾を施された建物でした。その後1921年(大正10年)に広島県立商品陳列所に改められて全国菓子飴大品評会などが行われ、1933年(昭和8年)に広島県産業奨励館に改められて美術展などが行われていたが、1944年(昭和19年)に太平洋戦争の長期化によって奨励館業務を停止し、官公庁・統制組合の事務所になりました。1945年(昭和20年)8月6日の原爆によって被爆し、建物内の人間は即死したが、ドーム部分(本屋の中心部)は奇跡的に倒壊を免れました。戦後原爆ドームと言われるようになり、存廃論議があったが、1966年(昭和41年)に広島市議会が永久保存することを決議し、翌1967年(昭和42年)に募金などによって第1回保存工事が完成し、1995年(平成7年)には国の史跡に指定されました。
原爆ドームは1996年(平成8年)に世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(負の世界遺産)として登録されました。
*参考・・・原爆ドーム(アクセス・歴史・・・)wikipedia・原爆ドーム(アクセス・歴史・・・)wikipedia
【原爆ドーム 見どころ・文化財】
原爆ドームの見どころは原爆ドームです。ちなみに広島県産業奨励館(原爆ドーム)は建築面積約1,002平方メートルの3階建てで、正面中央階段室が高さ約25メートルの5階建てドームでした。ドームは銅板葺・スレート葺でした。広島県産業奨励館には噴水池がある洋風庭園や四阿(あずまや・東屋)を持つ和風庭園も整備されていたそうです。
【原爆ドーム 連絡先(要確認)】
電話番号・・・082-221-6516(広島県観光連盟)
【原爆ドーム 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月