厳美渓(紅葉見ごろ10月下旬頃)岩手紅葉名所
厳美渓
厳美渓(アクセス・概要・見どころ・・・)情報を紹介しています。厳美渓は岩手の紅葉名所です。厳美渓の紅葉見ごろは例年10月下旬頃です。厳美渓ではカゴに代金を入れて板を叩くと対岸の店からロープ伝いにカゴで団子とお茶が運ばれてくる空飛ぶだんご・郭公だんご(かっこうだんご)が名物になっています。団子にはあん団子・ごま団子・みたらし団子があるそうです。
【厳美渓 アクセスマップ】
場所・・・岩手県一関市厳美町字滝ノ上地内
【厳美渓 アクセス・交通】
*JR一ノ関駅から岩手県交通バス・厳美渓行きの場合、厳美渓バス停(徒歩すぐ)
*東北自動車道一関IC(車約5分)
【厳美渓 アクセス・駐車場】
駐車場あり
【厳美渓 時間(要確認)】
確認中
【厳美渓 料金(要確認)】
確認中
【厳美渓 歴史・簡単概要】
厳美渓(げんびけい)は岩手県一関市厳美町にあります。厳美渓は北上川水系の本流で一級河川・北上川(きたかみがわ)の支流で一級河川・磐井川(いわいがわ)中流に形成された全長2キロの渓谷です。磐井川は東北地方中央部を青森県から栃木県に掛けて南北に延びる日本最長の山脈である奥羽山脈(おううさんみゃく)に属し、岩手県・秋田県・宮城県にまたがる標高約1,626メートルの栗駒山(くりこまやま)北斜面を源とし、一関市内を流れて北上川に合流しています。厳美渓は栗駒山の噴火によって堆積したデイサイト質の凝灰岩(ぎょうかいがん)が磐井川よって侵食され、全長2キロに奇岩・怪岩・深淵・甌穴(おうけつ)などが形成されました。厳美渓では特にすり鉢状に削られた河床のポットホールである甌穴が発達しています。厳美渓は古くから景勝地として知られ、伊達氏第17代当主・伊達政宗(だてまさむね)が賛美したり、1877年(明治10年)の東北巡幸の際に第122代・明治天皇が立ち寄ったりしています。また文人・幸田露伴(こうだろはん)が紀行文を記したり、閑院宮載仁親王(かんいんのみやことひとしんのう)・智恵子妃夫妻が訪れて名物になっている郭公だんご(かっこうだんご)の実演をご覧になったりしています。なお厳美渓は国の名勝・国の天然記念物に指定されています。
一関市(いちのせきし)は岩手県最南端に位置しています。一関市は岩手県内で人口が2番目に多く、面積も2番目に広い都市です。一関市は岩手県の陸前高田市・奥州市・平泉町・住田町、宮城県の栗原市・登米市・気仙沼市、秋田県の東成瀬村に接しています。一関市は岩手県西部に広がる北上盆地(北上平野)南端に位置し、北上川水系の本流で一級河川・北上川(きたかみがわ)とその支流である一級河川・磐井川(いわいがわ)などの流域に広がり、東部に北上高地の丘陵地、西部に標高約1,626メートルの栗駒山(くりこまやま)など奥羽山脈の山々が連なっています。ちなみに北上川は弓弭の泉(ゆはずのいずみ)を源とし、盛岡市・花巻市・北上市・奥州市などを通って追波湾(おっぱわん)に注ぐ長さ約249キロの河川です。一関市は古くから交通の要所で、平安時代以降に安倍氏・藤原氏・葛西氏の支配地になり、江戸時代には伊達藩支藩・田村氏の城下町、奥州街道の宿場町として発展しました。また1890年(明治23年)の東北本線開通までは盛岡から石巻までの北上川水運の中継地としても栄えました。
*参考・・・厳美渓(アクセス・歴史・・・)
【厳美渓 見どころ・文化財】
厳美渓の見どころは厳美渓の紅葉です。厳美渓の紅葉は例年10月中旬頃から色付き始め、紅葉見ごろは例年10月下旬頃です。紅葉の見ごろにモミジなどが色付きます。
紅葉は最低気温が8度以下の日が続くと見ごろが近くなり、最低気温が5度~6度になると一気に進むと言われています。紅葉は晴天が続き、湿度が低くて乾燥し、昼夜の寒暖の差が激しいと美しい紅葉が見られる言われています。
【厳美渓 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0191-23-0066(一関市観光協会)
【厳美渓 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月
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