常清滝(紅葉見ごろ10月下旬頃~)広島紅葉名所

常清滝
常清滝(アクセス・見どころ・・・)情報を紹介しています。常清滝は広島の紅葉名所です。常清滝の紅葉見ごろは例年10月下旬頃~11月中旬頃です。常清滝は1990年(平成2年)4月に広島県で唯一日本の滝百選に選ばれています。また常清滝は1960年(昭和35年)8月に広島県の名勝に指定され、一帯は広島県の自然環境保全地域にも指定されています。
【常清滝 アクセスマップ】
場所・・・広島県三次市作木町下作木
【常清滝 アクセス・交通】
*中国自動車道三次IC(車約40分)または三次東IC(車約40分)
*三江線代替バスの場合、川の駅常清駅(徒歩約15分)
【常清滝 アクセス・駐車場】
駐車場あり
【常清滝 時間(要確認)】
自由
【常清滝 料金(要確認)】
無料
【常清滝 歴史・簡単概要】
常清滝(じょうせいだき)は広島県三次市作木町下作木にあります。常清滝は江の川(ごうのかわ)水系作木川(さくぎがわ)の支流に形成されています。常清滝は川が中生代白亜紀(約1億4,500万年前~6,600万年前)中期に噴出した流紋岩(りゅうもんがん)などの岩盤を侵食して形成された落差約126メートルの滝です。落差約126メートルは栃木県日光市・華厳滝(けごんのたき)にも匹敵します。常清滝は江戸時代の地誌「芸藩通史(げいはんつうし)・広島藩編纂」によると常青瀑とも言われていました。常清滝は3段に分かれ、上段が落差約36メートルの荒波の滝(あらなみのたき)、中段が落差約69メートルの白糸の滝(しらいとのたき)、下段が落差約21メートルの玉水の滝(たまみずのたき)と名付けられています。常清滝は川の上流部が流域面積が少なく、通常水量が豊富とは言えないことから滝壷がほとんどありません。ただかつて冬季に完全凍結することで知られていました。しかし近年は温暖化などによる暖冬によって完全凍結することは珍しくなっったそうです。常清滝にはアラカシ・ウラジロガシ・アベマキ・コナラなどが分布しています。常清滝には滝見台が設置されています。また周辺には常清滝キャンプ場・権現神社などもあります。なお常清滝は広島県で唯一日本の滝百選に選ばれています。また常清滝は広島県の名勝に指定され、一帯は広島県の自然環境保全地域にも指定されています。
三次市(みよしし)は広島県北部に位置しています。三次市は広島県の安芸高田市・庄原市・東広島市・府中市・世羅町、島根県の美郷町・邑南町・飯南町に接しています。三次市は中国地方の中心部に位置し、標高約1,218メートルの阿佐山(あさやま)を源とし、中国太郎とも言われる中国地方で最大の一級河川・江の川(ごうのかわ・可愛川)の支流である馬洗川(ばせんがわ)・西城川(さいじょうがわ)・神之瀬川(かんのせがわ)などが集まる三次盆地にあります。ちなみに三次市は三次盆地や河川の影響により、秋から早春の快晴の日の早朝に深い霧に覆われ、霧の海として知られています。三次市は古くから出雲街道の要地で、出雲・広島・尾道の山陰・山陽を結ぶ交通の要所でした。三次市は安土桃山時代に三吉氏の城下町として発展し、江戸時代に広島藩の支藩・三次藩の城下町になり、江の川の舟運交通の河港町としても栄えました。その後1720年(享保5年)に三次藩は廃藩となり、広島藩に還付されました。三次市は城下町で、旧街道に卯建(うだつ)のある商家が並び、史跡や忠臣蔵ゆかりの鳳源寺などもあることから「備後の小京都」とも言われているそうです。三次市ではブドウが盛んに栽培され、規格外ブドウの活用したワインも生産されているすです。
*参考・・・常清滝(アクセス・歴史・・・)
【常清滝 見どころ・文化財】
常清滝の見どころは常清滝の紅葉です。常清滝の紅葉は例年10月下旬頃から色付き始め、紅葉見ごろは例年10月下旬頃~11月中旬頃です。紅葉の見ごろにアラカシ・ウラジロガシ・アベマキ・コナラなどが色付きます。紅葉のビュースポットは滝見台(展望台)です。
紅葉は最低気温が8度以下の日が続くと見ごろが近くなり、最低気温が5度~6度になると一気に進むと言われています。紅葉は晴天が続き、湿度が低くて乾燥し、昼夜の寒暖の差が激しいと美しい紅葉が見られる言われています。
【常清滝 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0824-55-2111(三次市作木支所)
【常清滝 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月
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