鹿児島紅葉見ごろ・時期
鹿児島県紅葉見ごろ・時期を紹介しています。鹿児島県にはいずれも日本紅葉の名所100選に選ばれた曽木の滝公園、霧島連山や霧島温泉郷、藺牟田池県立自然公園、冠岳、観音滝公園、県道1号線などの紅葉名所があります。ちなみに曽木の滝公園では紅葉が見ごろを迎える時期にモミジ・イチョウ・ナンキンハゼなどが色付きます。
【鹿児島紅葉見ごろ・時期 曽木の滝公園】日本紅葉の名所100選
●紅葉見ごろ・時期・・・例年11月下旬頃
●紅葉樹木種類・・・・・モミジ・イチョウ・ナンキンハゼ
曽木の滝公園(そぎのたきこうえん)は鹿児島県伊佐市にあります。曽木の滝公園は曽木の滝(曾木の滝)を中心とした面積約17.6ヘクタールの公園です。曽木の滝は九州中央部を北東から南西に貫く九州山地に属する標高約1,417メートルの白髪岳(しらがだけ)南麓を源とする一級河川・川内川(せんだいがわ)上流にあります。曽木の滝は幅約210メートル・高さ約12メートルで、奇岩がそそり立って、千畳岩の岩肌を削るように水が流れ落ち、東洋のナイアガラとも言われています。曽木の滝は滝の幅は日本一とも言われています。曽木の滝は川内川が34万年前の火山活動でできた加久藤火砕流の堆積物を侵食することによって形成されたと言われています。曽木の滝は古くから知られ、1587年(天正15年)に関白・豊臣秀吉が九州征伐を行った際、島津攻めの帰路に楽しんだと言われています。
曽木の滝公園 鹿児島紅葉見ごろ・時期
【鹿児島紅葉見ごろ・時期 霧島連山】日本紅葉の名所100選
●紅葉見ごろ・時期・・・例年11月中旬頃~11月下旬頃
霧島連山(きりしまれんざん)は宮崎県と鹿児島県の県境付近に広がる火山群です。霧島連山は霧島山(きりしまやま)・霧島連峰・霧島山地・霧島火山群などとも言われています。霧島連山は最高峰である標高約1,700メートルの韓国岳(からくにだけ)・霊峰である標高約1,574メートルの高千穂峰(たかちほ)・標高約1,421メートルの新燃岳(しんもえだけ)・標高約1,332メートルの中岳(なかだけ)・標高約1,353メートルの大幡山(おおはたやま)など1,000メートルを超える20座以上の成層火山・寄生火山・火砕丘(かさいきゅう・火山砕屑丘)・火口湖などによって構成されています。霧島連山は第四紀(258万8,000年前から現在)以降の火山活動、約60万年前以前の火山活動、約60万前~約33万年前の古期霧島火山、約33万年前以降の新期霧島火山によって形成されたとも言われています。
霧島連山 鹿児島紅葉見ごろ・時期
【鹿児島紅葉見ごろ・時期 霧島温泉郷】
●紅葉見ごろ・時期・・・例年11月中旬頃~11月下旬頃
●紅葉樹木種類・・・・・カエデ
霧島温泉郷(きりしまおんせんきょう)は鹿児島県霧島市などにあります。霧島温泉郷は霧島連山(きりしまれんざん)南西に点在する大小の温泉地の総称です。霧島温泉郷には硫黄谷温泉(いおうだにおんせん)・明礬温泉(みょうばんおんせん)・栄之尾温泉(えいのおおんせん)・林田温泉(はやしだおんせん)・丸尾温泉(まるおおんせん)・栗川温泉(くりかわおんせん)などの温泉があります。硫黄谷温泉は江戸時代中期の1714年(正徳4年)に飯田喜八が発見し、江戸時代の温泉番付「諸国温泉功能鑑」に皮膚病に効能があると記され、江戸時代後期の地誌「三国名勝図会」に挿絵とともに紹介され、幕末の1866年(慶応2年)に坂本龍馬とおりょう夫婦が新婚旅行で訪れました。
霧島温泉郷 鹿児島紅葉見ごろ・時期
【鹿児島紅葉見ごろ・時期 藺牟田池県立自然公園】
●紅葉見ごろ・時期・・・例年11月上旬頃~11月下旬頃
●紅葉樹木種類・・・・・モミジ
藺牟田池県立自然公園(いむたいけけんりつしぜんこうえん)は鹿児島県薩摩川内市祁答院町藺牟田にあります。藺牟田池県立自然公園は周囲約4キロ・水深約3.5メートルの火山湖である藺牟田池を中心とした自然公園です。藺牟田池は標高約498.8メートルの舟見岳(ふなみだけ)・標高約491メートルの山王岳(さんのうだけ)・標高約508.8メートルの片城山(かたしろやま)・標高約477メートルの遠見ヶ城(とおみがじょう)・標高約432メートルの飯盛山(いいもりやま・藺牟田富士)・標高約485メートルの愛宕山(あたごやま)・標高約462メートルの竜石(たついし)など7つの外輪山に囲まれ、国の天然記念物である泥炭質の浮島が300近くあります。
藺牟田池県立自然公園 鹿児島紅葉見ごろ・時期
【鹿児島紅葉見ごろ・時期 冠岳】
●紅葉見ごろ・時期・・・例年11月下旬頃~12月上旬頃
●紅葉樹木種類・・・・・カエデ・イチョウ・ウルシ
冠岳(かんむりだけ)は鹿児島県いちき串木野市冠嶽にあります。冠岳はいちき串木野市と薩摩川内市の市境にある標高約516メートルの山です。冠岳は東西に伸びる稜線に標高約486メートルの東岳・標高約496メートルの中岳・標高約516メートルの西岳が連なっています。冠岳は中新世(約2,300万年前~約500万年前)から鮮新世(約500万年前~約258万年前)に掛けて活動した火山跡とも言われ、主に安山岩(あんざんがん)から構成されています。冠岳は古くから信仰の対象だったとも言われています。冠岳は2,200年前に中国秦(しん)の始皇帝(しこうてい)の命令により、不老長寿の薬を探しに来た徐福(じょふく)が訪れたとも言われる伝説が残されています。
冠岳 鹿児島紅葉見ごろ・時期
【鹿児島紅葉見ごろ・時期 観音滝公園】
●紅葉見ごろ・時期・・・例年10月下旬頃~11月上旬頃
●紅葉樹木種類・・・・・モミジ
観音滝公園(かんのんだきこうえん)は鹿児島県薩摩郡さつま町中津川にあります。観音滝公園は落差約15メートルの観音滝を中心に整備された公園です。観音滝は上流に2つ小さな滝があることから三番滝とも、三段滝とも言われています。観音滝はかつて灰のくぼの滝とも言われていたそうです。ちなみに観音滝には大庄屋夫婦の気立ての良い天女のような美しい娘と仏のような顔をした修行中の若いお坊さん、そして観音様の伝説が残され、娘と還俗したお坊さんが晴れて結婚をして末永く幸せに暮らしたことから恋が結ばれるとも言われるようになったそうです。観音滝公園は1986年(昭和61年)に開設されました。
観音滝公園 鹿児島紅葉見ごろ・時期
【鹿児島紅葉見ごろ・時期 県道1号線】
●紅葉見ごろ・時期・・・例年10月下旬頃~11月上旬頃
●紅葉樹木種類・・・・・カエデ
県道1号線(けんどういちごうせん)は鹿児島県霧島市牧園町などにあります。県道1号線は正式には宮崎県道・鹿児島県道1号小林えびの高原牧園線(こばやしえびのこうげんまきぞのせん)と言い、鹿児島県霧島市と宮崎県小林市を結ぶ県道(主要地方道)です。県道1号線は1954年(昭和29年)1月15日に宮崎県内の県道小林韓国岳線(北霧島道路)として工事が始まり、1957年(昭和32年)11月21日から一部の供用が開始されました。県道1号線はかつてえびの高原を境に鹿児島県側が霧島道路とも、霧島スカイラインとも言われ、宮崎県側がえびのスカイラインとも言われる有料道路だったが、1972年(昭和47年)に鹿児島県・宮崎県ともに小林えびの高原牧園線に名称が変更され、1985年(昭和60年)に無料開放されました。
県道1号線 鹿児島紅葉見ごろ・時期
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