京都桜見ごろ・時期
京都桜見ごろ・時期を紹介しています。京都府にはいずれも日本さくら名所100選に選ばれた仁和寺、嵐山、醍醐寺や平野神社、哲学の道、平安神宮、石清水八幡宮、背割堤などの桜名所があります。ちなみに仁和寺にはオムロアリアケ・ソメイヨシノ・ヤマザクラ・カンザン・ギョイコウなど約200本の桜の木が植えられています。
【京都桜見ごろ・時期 仁和寺】日本さくら名所100選
●桜見ごろ・時期・・・例年4月中旬頃
●桜規模・種類・・・・約200本 オムロアリアケ・ソメイヨシノ・ヤマザクラ・カンザン・ギョイコウ
仁和寺(にんなじ)は886年(仁和2年)に第58代・光孝天皇が大内山の麓に西山御願寺の創建を発願したのが起源と言われています。しかし翌887年(仁和3年)に光孝天皇が志半ばで崩御し、888年(仁和4年)に光孝天皇の第七皇子で、第59代・宇多天皇が遺志を引き継いで創建し、その後年号から年号寺・仁和寺になりました。宇多天皇は897年(寛平9年)に皇太子・敦仁親王(第60代・醍醐天皇)を元服させて譲位し、899年(昌秦2年)に東寺一長者・益信(やくしん)から戒を受けて法皇・仁和寺第1世になり、904年(延喜4年)には僧房・御室(御座所)を造営して移り、仁和寺は御室御所と言われるようになりました。
仁和寺 京都桜見ごろ・時期
【京都桜見ごろ・時期 嵐山】日本さくら名所100選
●桜見ごろ・時期・・・例年3月下旬頃~4月上旬頃
●桜規模・種類・・・・約1,500本 ソメイヨシノ・ヤマザクラ・ヤエザクラ・シダレザクラ
嵐山(あらしやま)は京都府京都市にあります。嵐山は京都府京都市左京区広河原と南丹市美山町佐々里の境にある標高約735メートルの佐々里峠(ささりとうげ)を源とし、上桂川(かみかつらがわ)・桂川(かつらがわ)・大堰川(おおいがわ)・保津川(ほづがわ)と名称を変えて流れる淀川水系の一級河川・桂川の南岸で、桂川に架かる長さ約155メートルの渡月橋(とげつきょう)近くにある標高約381メートルの山です。ただ嵐山と言えば、嵐山がある嵐山・嵯峨野周辺地域一帯を指して言うこともあります。嵐山一帯は古くから山水の美を兼ねた景勝地として知られ、平安時代に貴族の別荘地になりました。
嵐山 京都桜見ごろ・時期
【京都桜見ごろ・時期 醍醐寺】日本さくら名所100選
●桜見ごろ・時期・・・例年3月下旬頃~4月上旬頃
●桜規模・種類・・・・約1,000本 ソメイヨシノ・カワヅザクラ・シダレザクラ・ヤマザクラ・ヤエザクラ
醍醐寺(だいごじ)は874年(貞観16年)に真言宗の宗祖である弘法大師・空海の孫弟子である理源大師(りげんだいし)・聖宝(しょうぼう)が上醍醐山上で地主横尾明神(じしゅよこおみょうじん)の示現により、醍醐水の霊泉を得て小堂宇を建立し、准胝観音(じゅんていかんのん)・如意輪観音(にょいりんかんのん)を安置したのが起源と言われています。907(延喜7年)に第60代・醍醐天皇の御願によって薬師堂が建立され、五大堂が落成すると上醍醐の伽藍が完成し、926年(延長4年)に釈迦堂、951年(天暦5年)に五重塔が落成して下醍醐の伽藍も完成しました。醍醐寺は醍醐天皇の祈願寺になり、61代・朱雀天皇や第62代・村上天皇にも信仰されたと言われています。
醍醐寺 京都桜見ごろ・時期
【京都桜見ごろ・時期 平野神社】
●桜見ごろ・時期・・・例年3月中旬頃~4月下旬頃
●桜規模・種類・・・・約60種・約400本 魁桜・寝覚桜・平野妹背桜・手弱女桜・突羽根桜
平野神社(ひらのじんじゃ)は京都府京都市北区平野宮本町にあります。平野神社は平安時代初期に編纂された勅撰史書「続日本紀(しょくにほんぎ)」に「田村後宮(たむらこうきゅう)の今木大神(いまきのおおかみ・今木神)に従四位を授ける」と記され、奈良時代末期の782年(延暦元年)に奈良・平城宮の宮中(第49代・光仁天皇の御所)に祀られていたと言われています。今木大神(今木神)は元々第50代・桓武天皇の生母・高野新笠(たかののにいがさ)の祖神として大和国に祀られていたとも言われています。794年(延暦13年)に第50代・桓武天皇が平安京(へいあんきょう)に遷都すると平安京に移されました。
平野神社 京都桜見ごろ・時期
【京都桜見ごろ・時期 哲学の道】
●桜見ごろ・時期・・・例年4月上旬頃
●桜規模・種類・・・・約400本 ソメイヨシノ
哲学の道(てつがくのみち)は京都市左京区にあります。哲学の道は滋賀・琵琶湖の湖水を京都市に流す琵琶湖疏水(びわこそすい)分線に沿て、銀閣寺(ぎんかくじ)西の今出川通・銀閣寺橋から永観堂(えいかんどう・禅林寺(ぜんりんじ))北にある熊野若王子神社(くまのにゃくおうじじんじゃ)前の冷泉通・若王子橋までの約1.5キロの散歩道です。哲学の道は元々1890年(明治23年)に完成した琵琶湖疏水の管理用道路として設置されました。
哲学の道 京都桜見ごろ・時期
【京都桜見ごろ・時期 平安神宮】
●桜見ごろ・時期・・・例年3月下旬頃~4月中旬頃
●桜規模・種類・・・・約300本 ヤエベニシダレザクラ
平安神宮(へいあんじんぐう)は京都府京都市左京区岡崎西天王町にあります。平安神宮は1895年(明治28年)4月1日に平安遷都1100年を記念し、遷都のおや神様である第50代・桓武天皇を祭神として創建されました。第50代・桓武天皇は781年(天応元年)に即位し、784年(延暦3年)11月11日に平城京(ながおかきょう)から長岡京(ながおかきょう)に遷都し、794年(延暦13年)10月22日には長岡京から平安京(へいあんきょう)に遷都しました。
平安神宮 京都桜見ごろ・時期
【京都桜見ごろ・時期 石清水八幡宮】
●桜見ごろ・時期・・・例年3月下旬頃~4月上旬頃
●桜規模・種類・・・・約2,000本 ソメイヨシノ・ヤマザクラ・シダレザクラ・ヤエザクラ
石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)は京都府八幡市八幡高坊にあります。石清水八幡宮は平安時代初期の859年(貞観元年)に真言宗の宗祖である弘法大師・空海の弟子で、南都(奈良)大安寺(だいあんじ)の僧・行教和尚(ぎょうきょうおしょう)が豊前国(大分)宇佐八幡宮(うさはちまんぐう・宇佐神宮)に籠って日夜熱祷を捧げ、八幡大神の「吾れ都近き男山の峯に移座して国家を鎮護せん」との託宣により、同年859年(貞観元年)に標高約123メートルの男山の峯に神霊を奉安したのが起源です。
石清水八幡宮 京都桜見ごろ・時期
【京都桜見ごろ・時期 背割堤】
●桜見ごろ・時期・・・例年4月上旬頃
●桜規模・種類・・・・約250本 ソメイヨシノ
背割堤(せわりてい)・淀川河川公園背割堤地区は京都府八幡市にあります。背割堤は桂川(かつらがわ)・宇治川(うじがわ)・木津川(きづがわ)の三川合流地点にあり、宇治川と木津川を区切るように設置された長さ約1.4キロの堤防です。明治時代まで宇治川・木津川は京都市伏見区淀付近で合流していたが、1885年(明治18年)の明治大洪水(明治十八年の淀川洪水)などの水害が起こり、宇治川・木津川の合流部を桂川を含めた三川合流部に付け替える改良工事が行われ、1910年(明治43年)に現在の流路になったが、1917年(大正6年)の大正大洪水によって背割堤が建設されました。
背割堤 京都桜見ごろ・時期
【京都桜見ごろ・時期 備考】
テスト