中山七里(紅葉見ごろ10月下旬頃~)岐阜紅葉名所
中山七里
中山七里(アクセス・概要・見どころ・・・)情報を紹介しています。中山七里は岐阜の紅葉名所です。中山七里の紅葉見ごろは例年10月下旬頃~11月中旬頃です。中山七里沿いには国道41号(愛知県名古屋市~富山県富山市)・JR高山本線(岐阜県岐阜市の岐阜駅~富山県富山市の富山駅)が一級河川・飛騨川沿いに走り、紅葉と渓谷美を楽しむことができます。
【中山七里 アクセスマップ】
場所・・・岐阜県下呂市(三原から金山町中切)
【中山七里 アクセス・交通】
*JR飛騨金山駅・下呂駅間(国道41号沿い)
*東海環状道富加関IC(車約40分)または中央道中津川IC(車約1時間10分)
【中山七里 アクセス・駐車場】
駐車場なし
【中山七里 時間(要確認)】
自由
【中山七里 料金(要確認)】
無料
【中山七里 歴史・簡単概要】
中山七里(なかやましちり)は岐阜県下呂市にあります。中山七里は北アルプスとも言われる飛騨山脈(ひださんみゃく)に属する標高約3,026メートルの乗鞍岳(のりくらだけ)南麓を源とする木曽川(きそがわ)水系の支流で一級河川・飛騨川(ひだがわ)中流部に形成された渓谷です。中山七里は下呂市三原の帯雲橋(たいうんきょう)から下呂市金山町金山の境橋(さかいばし)まで続く長さ約28キロの渓谷です。中山七里の名称は安土桃山時代の1586年(天正14年)に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)の家臣で、飛騨一国の国主になった金森長近(かなもりながちか)が秀吉の許可を得て、下呂から金山に続く飛騨川沿いの難所約七里を拓いたことに由来しています。ちなみに中山七里沿いには現在国道41号(愛知県名古屋市~富山県富山市)・JR高山本線(岐阜県岐阜市の岐阜駅~富山県富山市の富山駅)が走っています。中山七里は地盤を飛騨川が侵食し、奇岩・怪石などが形成されました。中山七里には屏風岩(びょうぶいわ)・羅漢岩(らかんいわ)・孝子ケ池(こうしがいけ)・牙岩(きばいわ)・円空岩(えんくういわ)などがあります。金山町には別名・もみじ寺とも言われる玉龍寺があります。なお中山七里は飛騨木曽川国定公園(ひだきそがわこくていこうえん)に属しています。また中山七里は飛騨・美濃紅葉三十三選にも選定されています。
下呂市(げろし)は岐阜県中部に位置しています。下呂市の名称は古来美濃・菅田駅と飛騨・伴有駅(上留駅)の間に設けられた下留駅(しものとまりえき)に由来しているそうです。下呂市は岐阜県の高山市・関市・中津川市・郡上市・七宗町・白川町、長野県の木曽町・王滝村に接しています。下呂市は市域の約90%を山林が占め、中央を木曽川水系の支流で一級河川・飛騨川が南に流れています。下呂市は古くから温泉が知られ、下呂温泉は天暦年間(947年~957年)または延喜年間(901年~923年)に標高1,067メートルの湯ヶ峰の山頂付近に温泉が発見されたのが始まりとも言われています。その後鎌倉時代中期の1265年(文永2年)に湯ヶ峰の頂上付近で湧出していた温泉が突如止まり、現在の温泉地である木曽川水系の支流で一級河川・飛騨川の河原に湧出しているところを発見されたそうです。ちなみに下呂温泉は室町時代末期の1489年(延徳元年)に五山僧・万里集九(ばんりしゅうく)が草津温泉(群馬県)・有馬温泉(兵庫県)とともに天下三名泉として全国に紹介し、江戸時代初期には徳川幕府初代将軍・徳川家康に仕えた朱子学派儒学者で、林家の祖・林羅山(はやしらざん)が草津温泉・有馬温泉とともに日本三名泉に数えました。下呂市には下呂温泉以外にも濁河温泉・下島温泉・湯屋温泉などもあります。
*参考・・・中山七里(アクセス・歴史・・・)
【中山七里 見どころ・文化財】
中山七里の見どころは中山七里の紅葉です。中山七里の紅葉は例年10月中旬頃~10月下旬頃から色付き始め、紅葉見ごろは例年10月下旬頃~11月中旬頃です。紅葉の見ごろにサクラ・モミジ・カエデ・コブシなどが色付きます。紅葉のビュースポットは屏風岩・羅漢岩・孝子ケ池・牙岩です。
紅葉は最低気温が8度以下の日が続くと見ごろが近くなり、最低気温が5度~6度になると一気に進むと言われています。紅葉は晴天が続き、湿度が低くて乾燥し、昼夜の寒暖の差が激しいと美しい紅葉が見られる言われています。
【中山七里 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0576-25-4711(下呂市総合観光案内所)
【中山七里 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月
●岐阜紅葉名所・岐阜紅葉見ごろ