仁和寺(アクセス・歴史・・・)・世界遺産

仁和寺
仁和寺(アクセス・概要・見どころ・・・)情報を紹介しています。仁和寺見どころ・御室桜は国の名勝で、日本さくら名所100選に選ばれています。御室桜は遅咲きのオムロアリアケで、例年4月中旬頃に見頃を迎えます。御室桜の名称は899年(昌泰2年)に第59代・宇多天皇が出家し、仁和寺伽藍の西南に僧坊・御室(御座所)を建てて住んだことに由来しています。
【仁和寺 アクセスマップ】
場所・・・京都府京都市右京区御室大内33
【仁和寺 アクセス・交通】
*京都駅から市バス・26系統(D3乗り場)の場合、御室仁和寺(徒歩すぐ)
*JR嵯峨野線・花園駅(徒歩約15分)
*嵐電(京福電鉄)北野線・御室仁和寺駅(徒歩約3分)
【仁和寺 アクセス・駐車場】
駐車場あり
【仁和寺 時間(要確認)】
9:00~17:00 受付16:30終了(3/1~11/30)
9:00~16:30 受付16:00終了(12/1~2/末日)
年中無休
【仁和寺 料金(要確認)】
個人
御殿・・・大人・高校生500円、中学生・小学生300円
霊宝館・・・大人500円、高校生・中学生300円
茶室(遼廓亭・飛濤亭)・・・1,000円
伽藍特別入山・・・大人・高校生500円、中学生・小学生200円
団体(30名以上)
御殿・・・大人・高校生450円、中学生・小学生250円
霊宝館・・・大人450円、高校生・中学生270円
茶室(遼廓亭・飛濤亭)・・・1,000円
伽藍特別入山・・・大人・高校生450円、中学生・小学生180円
【仁和寺 歴史・簡単概要】
仁和寺(にんなじ)は886年(仁和2年)に第58代・光孝天皇が大内山の麓に西山御願寺の創建を発願したのが起源と言われています。しかし翌887年(仁和3年)に光孝天皇が志半ばで崩御し、888年(仁和4年)に光孝天皇の第七皇子で、第59代・宇多天皇が遺志を引き継いで創建し、その後年号から年号寺・仁和寺になりました。宇多天皇は897年(寛平9年)に皇太子・敦仁親王(第60代・醍醐天皇)を元服させて譲位し、899年(昌秦2年)に東寺一長者・益信(やくしん)から戒を受けて法皇・仁和寺第1世になり、904年(延喜4年)には僧房・御室(御座所)を造営して移り、仁和寺は御室御所と言われるようになりました。平安時代から鎌倉時代まで門跡寺院として、最高の格式を保っていたが、応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火によって焼失し、本尊・阿弥陀三尊などが院家・真光院に移されました。1634年(寛永11年)に後陽成天皇の第1皇子で、仁和寺第21世・覚深法親王(かくしんがにゅうどうしんのう)が江戸幕府3代将軍・徳川家光に再興を許され、1646年(正保3年)までに慶長年間に造り替えられた京都御所の紫宸殿(ししんでん・ししいでん)・清涼殿などを賜って伽藍が再建されました。なお仁和寺には約200本のオムロアリアケ(御室有明・御室桜)・ソメイヨシノ(染井吉野)・ヤマザクラ・カンザン・ギョイコウなどが植えられています。
仁和寺は1994年(平成6年)に世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)のひとつに登録されました。
*参考・・・仁和寺(アクセス・歴史・・・)ホームページ・仁和寺(アクセス・歴史・・・)wikipedia
【仁和寺 見どころ・文化財】
仁和寺の見どころは金堂(国宝)・五重塔(重要文化財)・御室桜(名勝)です。
●仁和寺見どころ・金堂は1613年(慶長18年)に造営された御所の紫宸殿を寛永年間(1624年~1645年)に移して再建されました。金堂は現存する紫宸殿の最古の遺構とも言われています。金堂は四天王像などを安置しています。
●仁和寺見どころ・五重塔は1644年(寛永21年)に建立されました。五重塔は高さ約36メートルで、塔身の高さは約32.7メートルです。五重塔は大日如来、その周りに四方仏を安置しています。
●仁和寺見どころ・御室桜(おむろざくら)は遅咲きのオムロアリアケという品種で、例年4月中旬頃に見頃を迎えます。御室桜は日本さくら名所100選に選ばれています。
国宝・・・金堂、孔雀明王像、後嵯峨天皇宸翰消息
重要文化財・・・二王門、五重塔、絹本著色聖徳太子像、絹本著色僧形八幡神影向図、紙本白描及著色密教図像、紙本墨画高僧像など
名勝・・・御室桜(おむろざくら)
【仁和寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・075-461-1155
【仁和寺 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月