大涌谷(紅葉見ごろ10月下旬頃~)神奈川紅葉名所
大涌谷
大涌谷(アクセス・概要・見どころ・・・)情報を紹介しています。大涌谷は神奈川の紅葉名所です。大涌谷の紅葉見ごろは例年10月下旬頃~11月上旬頃です。大涌谷では長さ約4キロの箱根ロープウェイ(早雲山駅・大涌谷駅・姥子駅・桃源台駅)が運行され、紅葉とロープウェイを楽しむことができます。大涌谷には展望台や大涌谷自然科学館もあります。
【大涌谷 アクセスマップ】
場所・・・神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
【大涌谷 アクセス・交通】
*箱根ロープウェイ大涌谷駅
*東名高速道路御殿場IC(車約30分)または厚木IC(車約60分)
【大涌谷 アクセス・駐車場】
駐車場あり
【大涌谷 時間(要確認)】
箱根ロープウェイ
9:00~17:00(2月~11月)
9:00~16:15(12月~1月)
【大涌谷 料金(要確認)】
箱根ロープウェイ
有料
【大涌谷 歴史・簡単概要】
大涌谷(おおわくだに)は神奈川県足柄下郡箱根町仙石原にあります。大涌谷は箱根山(はこねやま)中央火口丘にある最高峰の標高約1,438メートルの神山(かみやま)北側で、標高約1,409メートルの冠ヶ岳(かんむりがたけ)北側斜面にあります。大涌谷は冠ヶ岳の標高800メートルから1,000メートルになります。大涌谷は江戸時代に地獄谷・大地獄とも言われていたが、第122代・明治天皇と皇后(昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう))の行幸啓(ぎょうこうけい)に際し、1876年(明治9年)9月5日に大涌谷と名称が改称されました。大涌谷は約3,100年前に箱根火山(神山)で水蒸気爆発による山崩れが発生して堆積物が溜まり、約2,900年前に小規模な火砕流(かさいりゅう)が発生して冠ヶ岳が形成され、火山砕屑物(かざんさいせつぶつ)も積もり、その火山砕屑物と山崩れによる堆積物の間に形成されたとも言われています。大涌谷は古くから小涌谷(小地獄)とともに箱根の霊境のひとつで、箱根権現(箱根神社)の境内とされていました。大涌谷は箱根山の噴気地帯にあり、今も白煙が上がっています。放出熱量は箱根火山全体の4分の1以上を占めるとも言われています。大涌谷では火山ガス(噴気ガス)に注意する必要があります。大涌谷では地熱を利用して作られた黒玉子(ゆで卵)がよく知られ、硫黄と鉄分が結びつて黒い硫化鉄が殻に付着した黒玉子を1個食べると7年寿命が延びるとも言われています。大涌谷には周辺にヤマボウシ・ミズナラ・イロハモミジ・ケヤキなどが分布しています。なお大涌谷は富士箱根伊豆国立公園の大涌谷園地として整備されています。
箱根町(はこねまち)は神奈川県西部に位置しています。箱根町は真鶴町(まなづるまち)・湯河原町(ゆがわらまち)とともに足柄下郡(あしがらしもぐん)を構成し、神奈川県の小田原市・南足柄市・湯河原町、静岡県の御殿場市・裾野市・三島市・小山町・函南町に接しています。箱根町は40万年前に活動を開始した第四紀火山である標高約1,438メートルの箱根山を中心とする連山に囲まれ、内側にカルデラ湖(堰止湖)である芦ノ湖があります。ちなみに箱根町は町域が箱根山の外輪山の内側とほぼ一致するそうです。箱根町は古代から箱根山が山岳信仰の聖地とされ、中央火口丘から芦ノ湖一帯が箱根神社の神領とされ、その門前町として発展しました。また箱根町は関東と東海を結ぶ交通の要所で、江戸時代に東海道の関所・箱根関と宿駅が置かれました。箱根町は奈良時代末期に温泉が開湯され、元禄時代(1688年~1704年)に箱根七湯とも言われました。明治時代以降に登山電車・ケーブルカー・ロープウェーなどが次々と整備されると観光産業が急速に発展しました。
*参考・・・大涌谷(アクセス・歴史・・・)
【大涌谷 見どころ・文化財】
大涌谷の見どころは大涌谷の紅葉です。大涌谷の紅葉は例年10月中旬頃から色付き始め、紅葉見ごろは例年10月下旬頃~11月上旬頃です。紅葉の見ごろにヤマボウシ・ミズナラ・イロハモミジ・ケヤキなどが色付きます。
紅葉は最低気温が8度以下の日が続くと見ごろが近くなり、最低気温が5度~6度になると一気に進むと言われています。紅葉は晴天が続き、湿度が低くて乾燥し、昼夜の寒暖の差が激しいと美しい紅葉が見られる言われています。
【大涌谷 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0460-85-5700(箱根町総合観光案内所)
【大涌谷 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月
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