霊山県立自然公園(紅葉見ごろ10月中旬頃~)福島紅葉名所
霊山県立自然公園
霊山県立自然公園(アクセス・概要・見どころ・・・)情報を紹介しています。霊山県立自然公園は福島の紅葉名所です。霊山県立自然公園の紅葉見ごろは例年10月中旬頃~11月中旬頃です。霊山県立自然公園には登山ルート(周遊3時間コース・徒歩5時間コース)が整備され、紅葉とトレッキングを楽しむことができます。太平洋などを一望することができます。
【霊山県立自然公園 アクセスマップ】
場所・・・福島県伊達市霊山町石田
【霊山県立自然公園 アクセス・交通】
*JR福島駅
*阿武隈急行線保原駅
*東北中央自動車道霊山飯舘IC(車約3キロ)または東北中央自動車道相馬玉野IC(車約7キロ)
【霊山県立自然公園 アクセス・駐車場】
駐車場あり
【霊山県立自然公園 時間(要確認)】
8:30~17:00
【霊山県立自然公園 料金(要確認)】
大人500円、子供200円
【霊山県立自然公園 歴史・簡単概要】
霊山県立自然公園(りょうぜんけんりつしぜんこうえん)は福島県伊達市霊山町にあります。霊山県立自然公園は宮城県南部から茨城県北部に広がっている阿武隈高地(あぶくまこうち)に位置し、伊達市と相馬市にまたがる標高約825メートルの霊山を中心とした自然公園です。霊山は約3,500万年前の火山活動によって形成され、玄武岩質(げんぶがんしつ)の集塊岩(しゅうかいがん)が風化・侵食され、稜線の中に火山岩類による奇岩怪石が形成されました。霊山は平安時代前期の859年(貞観元年)に比叡山第3世天台座主である慈覚大師(じかくだいし)・円仁(えんにん)が開山し、お釈迦様が「無量寿経」・「法華経」を説いたインドの霊鷲山(りょうじゅせん)になぞられて「霊山」と名付けたと伝えられています。その後3,600の僧坊を誇る東北仏教の一大中心地になったが、南北朝時代に南朝初代で、第96代・後醍醐天皇の第7皇子・義良親王(南朝第2代・後村上天皇)を奉じた南朝方・北畠顕家(きたばたけあきいえ)が拠点としたことから北朝方の猛攻により、1347年(貞和3年・興国7年)に僧坊を残すことなく全山焼失しました。霊山には山頂に義良親王御在碑が建立され、堂塔の礎石などが残されています。霊山県立自然公園にはモミジ・ケヤキ・ヤマボウシ・ヤマウルシなどが分布しています。なお霊山県立自然公園は国の史跡・名勝に指定されています。
伊達市(だてし)は福島県北部(中通り北部)に位置しています。伊達市の名称は郡名に由来しています。伊達市は北海道に伊達市があり、広島県府中市・東京都府中市に次ぐ全国で2例目の同一名称になりました。伊達市は福島県の福島市・相馬市・桑折町・国見町・川俣町・飯舘村、宮城県の白石市・丸森町に接しています。伊達市は福島県北端に位置する福島盆地北東部に位置し、東部に宮城県南部から茨城県北部に広がっている阿武隈高地(あぶくまこうち)があり、東部を標高約842.3メートルの口太山(くちぶとやま)を源とする阿武隈川(あぶくまがわ)水系の一級河川・広瀬川(ひろせがわ)が北流し、西部を流れる阿武隈川水系の本流で一級河川・阿武隈川に合流しています。伊達市では旧石器時代の打製石器が発見され、古くから人が住んでいたとも言われています。伊達市では鎌倉時代に奥州合戦で戦功を挙げた常陸入道念西(ひたちにゅうどうねんさい)が伊達朝宗(だてともむね)を名乗ると安土桃山時代まで伊達氏の本拠地になりました。伊達市は古くから養蚕が盛んで、江戸時代に養蚕業が発展して生糸の産地として栄えたが、明治時代以降に衰退し、果樹園を中心とした農業に移行し、柿・モモ・リンゴ・ブドウなどが栽培され、あんぽ柿が特産品と知られています。
*参考・・・霊山県立自然公園(アクセス・歴史・・・)
【霊山県立自然公園 見どころ・文化財】
霊山県立自然公園の見どころは霊山県立自然公園の紅葉です。霊山県立自然公園の紅葉は例年10月中旬頃から色付き始め、紅葉見ごろは例年10月中旬頃~11月中旬頃です。紅葉の見ごろにモミジ・ケヤキ・ヤマボウシ・ヤマウルシなどが色付きます。紅葉のビュースポットは護摩壇・東物見岩です。
紅葉は最低気温が8度以下の日が続くと見ごろが近くなり、最低気温が5度~6度になると一気に進むと言われています。紅葉は晴天が続き、湿度が低くて乾燥し、昼夜の寒暖の差が激しいと美しい紅葉が見られる言われています。
【霊山県立自然公園 連絡先(要確認)】
電話番号・・・024-589-2233(りょうぜん紅彩館)
【霊山県立自然公園 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月
●福島紅葉名所・福島紅葉見ごろ