佐賀桜見ごろ・時期

佐賀桜見ごろ・時期を紹介しています。佐賀県には日本さくら名所100選に選ばれた大村公園や島原城、西海橋公園、亀岡公園・平戸城跡、風頭公園、平和公園、眉山治山祈念公苑、橘公園・橘神社などの桜名所があります。ちなみに大村公園にはソメイヨシノ・オオムラザクラなど約2,000本の桜の木が植えられています。

【佐賀桜見ごろ・時期 小城公園】日本さくら名所100選
●桜見ごろ・時期・・・例年3月下旬頃~4月上旬頃
●桜規模・種類・・・・約3,000本 ソメイヨシノ
小城公園(おぎこうえん)は佐賀県小城市にあります。小城公園は江戸時代に肥前国小城藩初代藩主・鍋島元茂(なべしまもとしげ)、第2代藩主・鍋島直能(なべしまなおよし)が植えた桜と作庭した庭園が始まりです。鍋島元茂は標高約41メートルの鯖岡(さばおか・娑婆岡)に桜を植えて茶屋を建て、1656年(明暦2年)に鍋島直能が名称を鯖岡から桜岡に改めて桜を植え続け、隠居後の1684年(天和4年)に桜岡南麓に心字池(しんじいけ)・堀・橋・植栽などを配した庭園を作庭し、中国北宋(11世紀)の儒学者・司馬光(しばこう)の「独楽園」から「自楽園」と名付けました。
小城公園 佐賀桜見ごろ・時期

【佐賀桜見ごろ・時期 唐津城・舞鶴公園】
●桜見ごろ・時期・・・例年3月下旬頃~4月上旬頃
●桜規模・種類・・・・約220本 ソメイヨシノ・ヤマザクラ
唐津城(からつじょう)・舞鶴公園(まいづるこうえん)は佐賀県唐津市東城内にあります。唐津城は江戸時代初期の1602年(慶長7年)に関白・豊臣秀吉の家臣だった肥前唐津藩初代藩主・寺沢志摩守広高(てらざわしまのかみひろたか)が築城を開始し、1608年(慶長13年)に7か年の歳月を費やして完成したと言われています。唐津城の築城では九州諸大名の支援を受けたことから柳川堀・佐賀堀・肥後堀・薩摩堀の名称が残され、豊臣秀吉の死後に廃城となっていた名護屋城(なごやじょう)の解体資材が使用され、唐津湾に突き出していた満島山が一級河川・松浦川(まつうらがわ)の流路を変更することによって切り離されました。
唐津城・舞鶴公園 佐賀桜見ごろ・時期

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【佐賀桜見ごろ・時期 旭ヶ岡公園・鹿島城跡】
●桜見ごろ・時期・・・例年3月下旬頃~4月上旬頃
●桜規模・種類・・・・一目5,000本 ソメイヨシノ
旭ヶ岡公園(あさひがおかこうえん)・鹿島城跡(かしまじょうあと)は佐賀県鹿島市大字高津原城内にあります。旭ヶ岡公園は鹿島城跡が整備された公園です。鹿島城は1804年(文化元年)に肥前鹿島藩第9代藩主・鍋島直彜(なべしまなおのり)が江戸幕府と本藩・佐賀藩(鍋島藩)に願い出て、翌1805年(文化2年)に許可され、1807年(文化4年)に完成しました。鹿島藩は初代・鍋島忠茂(なべしまただしげ)から塩田川(しおたがわ)と鹿島川(かしまがわ)によって形成された沖積地に築城されていた常広城(つねひろじょう)を居城としていたが、度々水害に見舞われたことから鹿島城が築城されることになりました。
旭ヶ岡公園・鹿島城跡 佐賀桜見ごろ・時期

【佐賀桜見ごろ・時期 神野公園】
●桜見ごろ・時期・・・例年3月下旬頃~4月上旬頃
●桜規模・種類・・・・約600本 ソメイヨシノ
神野公園(こうのこうえん)は佐賀県佐賀市神園にあります。神野公園は面積約5.6ヘクタールの都市公園(地区公園)です。神野公園は江戸時代末期の1846年(弘化3年)に佐賀の七賢人に数えられた肥前国佐賀藩・鍋島直正(なべしまなおまさ)の別邸として造営され、神野のお茶屋と言われていました。1923年(大正12年)に佐賀市に寄贈され、神野公園として整備されました。ちなみに公園東側を流れる多布施川沿いには約6.5キロに桜約3,000本が植えられた桜並木があります。
神野公園 佐賀桜見ごろ・時期

【佐賀桜見ごろ・時期 西渓公園】
●桜見ごろ・時期・・・例年3月下旬頃~4月上旬頃
●桜規模・種類・・・・約400本 ソメイヨシノ
西渓公園(せいけいこうえん)は佐賀県多久市多久町にあります。西渓公園は面積約3.3 ヘクタールの都市公園です。西渓公園はかつて江戸時代に肥前国佐賀藩多久領の家老を務めた女山多久家の屋敷でした。西渓公園は1923年(大正12年)に肥前国多久町の東原庠舎(とうげんしょうしゃ)で学び、肥前の炭鉱王とも言われた実業家・高取伊好(たかとりこれよし)が巨額の私財を投じて整備し、多久村に寄贈しました。西渓公園の名称は高取伊好の号「西渓」に由来しています。
西渓公園 佐賀桜見ごろ・時期

【佐賀桜見ごろ・時期 鏡山】
●桜見ごろ・時期・・・例年3月下旬頃~4月上旬頃
●桜規模・種類・・・・約5,000本 ソメイヨシノ
鏡山(かがみやま)に佐賀県唐津市鏡あります。鏡山は静岡の三保の松原(みほのまつばら)・福井の気比の松原(けひのまつばら)とともに日本三大松原に数えられ、国の特別名勝に指定されている虹の松原(にじのまつばら)の背後にある標高約283.5メートルの山で、領巾振山(ひれふりやま)とも言われています。鏡山の名称は第14代・仲哀天皇の皇后で、応神天皇の母・神功皇后(じんぐうこうごう) が山頂に鏡を祀ったことに由来し、領巾振山の名称は豪族の娘・松浦佐用姫(まつらさよひめ)が山頂から大伴狭手彦(おおとものさてひこ)の船を袖につけていた領巾(ひれ)を振りながら見送ったということに由来しています。
鏡山 佐賀桜見ごろ・時期

【佐賀桜見ごろ・時期 名護屋城跡】
●桜見ごろ・時期・・・例年3月下旬頃~4月上旬頃
●桜規模・種類・・・・約400本 ソメイヨシノ
名護屋城跡(なごやじょうあと)は佐賀県唐津市鎮西町名護屋にあります。名護屋城は元々中世に松浦党の交易拠点で、松浦党の旗頭・波多氏の一族である名護屋氏の居城・垣添城があった場所です。関白・豊臣秀吉は1590年(天正18年)に天下を統一し、1591年(天正19年)8月に来春唐入り(中国大陸制覇)を決行することを全国に布告し、同年10月から黒田孝高・黒田長政・加藤清正・小西行長・寺沢広高らを普請奉行として名護屋城の築城を開始し、翌1592年(文禄元年)3月に九州の諸大名を中心に動員して僅か8か月で完成しました。名護屋城は本丸・二の丸・三の丸・山里曲輪などからなり、本丸北西隅に望楼型5重7階の天守が築かれ、当時大坂城に次ぐ大規模な城郭でした。
名護屋城跡 佐賀桜見ごろ・時期

【佐賀桜見ごろ・時期 日の隈公園】
●桜見ごろ・時期・・・例年3月下旬頃~4月上旬頃
●桜規模・種類・・・・約2,000本 ソメイヨシノ
日の隈公園(ひのくまこうえん)は佐賀県神埼市神埼町尾崎にあります。日の隈公園は奈良時代に外交・防衛の拠点だった太宰府(だざいふ)への通信手段として烽(のろし)が置かれ、西郷富士(さいごうふじ)とも言われる標高約158メートルの日の隈山(ひのくまやま)山麓に整備された総合公園です。日の隈は対馬(つしま)・壱岐(いき)から発せられた烽を西側の多久市二子山から受け、東側の鳥栖市朝日山を経由して大宰府に伝えていました。外国の使者の場合は1本、敵の場合は船の数に応じて2本、3本の烽を上げていたそうです。ちなみに日の隈は江戸時代以降に肥前七隈の1つに数えられた景勝地です。
日の隈公園 佐賀桜見ごろ・時期

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