青柏祭5/3~5(日程・時間・・・)
青柏祭2018は2018年5月3日~5日に行われます。青柏祭2018では上段に歌舞伎の名場面をしつらえた日本一の曳山とも言われる高さ約12メートル・上部の長さ約13メートル・重さ約20トンの「でか山」3基が狭い町なかの狭い路地を曳き廻されます。辻廻しでは約8メートルの大梃子によるテコの原理で「でか山」の前車輪を浮かせ、回転用の地車を入れて辻を曲がります。
【青柏祭2018 日程・時間(要確認)】
青柏祭2018は2018年(平成30年)5月3日(木曜日)~5日(土曜日)に行われます。
【青柏祭2018 アクセス・マップ】
場所・・・石川県七尾市山王町1-13
*JR七尾線・七尾駅
【青柏祭2018 概要】
青柏祭2018では上段に歌舞伎の名場面をしつらえた日本一の曳山とも言われる高さ約12メートル・上部の長さ約13メートル・重さ約20トンの「でか山」3基が狭い町なかの狭い路地を曳き廻されます。方向転換する辻廻し(つじまわし)では約8メートルの大梃子(おおてこ)によるテコの原理で「でか山」の前車輪を浮かせ、回転用の地車を入れて辻を曲がります。青柏祭では「でか山」の上で木遣衆により、木遣り唄が披露されます。なお「でか山」は北前船を模したものとも言われ、釘や鎹(かすがい)などは使わず、藤を編んだ藤づると藁縄による藤搦み(ふじからみ)で組み立てられるそうです。
山車(曳山)・・・府中町・鍛冶町・魚町
●青柏祭2018 日程・スケジュール(要確認)
5月2日夕方に「でか山」の人形が市内の人形宿に飾られます。
5月4日12:00過ぎに3基の「でか山」が大地主神社に揃います。
5月5日11:30頃に3基の「でか山」が能登食祭市場前に揃います。その後七尾駅前(ミナクル・パトリア)と御祓川河畔に向かい、再び3基の「でか山」が揃います。
【青柏祭 歴史・簡単概要】
青柏祭(せいはくさい)は天元年間(978年~983年)に能登国司・源順(みなもとのしたごう)が4月の申(さる)日に始めたのが起源と言われています。ちなみに青柏祭の名称は神饌を青い柏(カシワ)の葉に盛って供える儀式に由来するそうです。その後1473年(文明5年)に能登守護・畠山義統(はたけやまよしむね)が曳山を奉納したと言われています。なお青柏祭には猿神と全身真白な毛で覆われた狼「しゅけん」の説話が残されています。七尾の山王神社では毎年美しい娘を人身御供とする風習があったそうです。その年も娘がいる家に白羽の矢が立ち、父親は娘を救う為に夜社殿に忍び込みました。すると草木も眠る丑三つ時に「娘を喰う祭りの日が近づいたが、越後の「しゅけん」は俺がここにいることを何も知るまい。」と呟いたのを聞きました。父親は越後で「しゅけん」を探し回り、全身真白な毛で覆われた狼に辿り着きました。「しゅけん」によると他国から3匹の猿神が渡ってきて害を与えたことから2匹は咬殺したが、1匹は逃したということだった。「しゅけん」は父親に猿神を退治することを約束し、娘の代わりに神社に置かれた唐櫃(からびつ)に潜みました。その夜は暴風雨だったが、その音をかき消すほど格闘の音が凄かった。翌朝相打ちした大猿と「しゅけん」が見つかり、「しゅけん」を手厚く葬り、3匹の猿の祟りを恐れ、3台の山車を奉納することになったそうです。なお青柏祭は国の重要無形民俗文化財に指定され、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。
*参考・・・青柏祭・青柏祭wikipedia
【大地主神社 歴史・簡単概要】
青柏祭を行う大地主神社(おおとこぬしじんじゃ)は奈良時代に能登国(石川県)の守護神として、滋賀・山王社(さんのうしゃ・日吉大社)の分霊を勧請して祀ったのが起源です。大地主神社はかつては能府地主山王宮と称していました。ちなみに山王社(日吉大社)は紀元前91年に創祀され、全国3800余の日吉・日枝・山王神社の総本宮です。天元年間(978年~983年)に能登国司・源順(みなもとのしたごう)が社殿を再建し、4月の申(さる)日に青柏祭を始めたと言われています。その後1582年(天正10年)に豊臣政権の五大老の一人である前田利家が社殿を再建し、古格の祭礼を再興しました。1928年(昭和3年)に名称を大地主神社に改めました。なお大地主神社は大山咋命(おおやまくいのみこと)・素盞嗚命(すさのおのみこと)・伊許保止命(いこほとのみこと)を祀っています。また大地主神社には金毘羅神社・道知神社・鍛冶神社・登口神社などの境内社もあります。
*参考・・・大地主神社・青柏祭・大地主神社・青柏祭wikipedia
【青柏祭2018 備考】
*イベント・お祭りなどの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者のサイトなどで確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。
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