浅草寺(アクセス・概要・見どころ・・・)
浅草寺
浅草寺(アクセス・概要・見どころ・・・)情報を紹介しています。浅草寺の仲見世は雷門から宝蔵門まで続く長さ約250メートルの表参道にあり、寺院建築風の店舗が両側に立ち並んでいます。仲見世は1685年(貞享2年)頃に付近の住民に境内の清掃を賦役として課す代わりに南谷の支院の軒先に床店(小屋掛けの店)を出す許可を与えたのが始まりと言われています。
【浅草寺 アクセスマップ】
場所・・・東京都台東区浅草2-3-1
【浅草寺 アクセス・交通】
*東武スカイツリーライン・浅草駅(徒歩約5分)
*東京メトロ銀座線・浅草駅(徒歩約5分)
*つくばエクスプレス・浅草駅(徒歩約5分)
*都営地下鉄浅草線・浅草駅(徒歩約5分)
【浅草寺 アクセス・駐車場】
駐車場なし
【浅草寺 時間(要確認)】
諸堂
6:00~17:00(4/1~9/30)
6:30~17:00(10/1~3/31)
【浅草寺 料金(要確認)】
無料
【浅草寺 歴史・簡単概要】
浅草寺(せんそうじ)は起源が明確ではありません。浅草寺は寺伝によると628年(推古天皇36年)に土地の長である土師中知(はじのなかとも・土師真中知(はじのまなかち))が出家して私宅を寺に改め、聖観世音菩薩像を礼拝供養したのが起源とも言われています。628年(推古天皇36年)3月18日の早朝、隅田川(宮戸川)の畔に住む檜前浜成(ひのくまはまなり)・竹成(たけなり)兄弟が漁をしていると投網の中に一躰の像を発見したが、仏像のことをよく知らなかった兄弟は像を水中に投じたが、何度網を打っても魚は捕れず、像だけが網に掛かるばかりだったことから持ち帰り、土師中知に見てもらうと聖観世音菩薩であると分かりました。翌19日の朝に童子が草でつくったお堂に聖観世音菩薩像が祀られ、その後土師中知が私宅を寺に改めました。645年(大化元年)に僧・勝海上人が観音堂を修造しました。勝海上人は夢の中に観音さまが現れ、「みだりに拝するなかれ」と告げたことから本尊を厨子(御宮殿)深く秘仏として奉安したと言われています。857年(天安元年)に比叡山第3世天台座主である慈覚大師(じかくだいし)・円仁(えんにん)が来山し、秘仏とされる本尊の前に安置される前立本尊の観音像を謹刻したと言われています。その後942年(天慶5年)に安房守・平公雅(たいらのきんまさ)が武蔵守に任ぜられた際に七堂伽藍を整備したとも言われています。1041年(長久2年)の大地震によって堂舎の多くが倒壊し、1051年(永承6年)に寂円上人が本堂を再建しました。しかし1079年(承暦3年)の火災によって再び本堂が焼失し、1169年(仁安4年)に学頭・用舜上人が再建したと言われています。平安時代末期に鎌倉幕府初代将軍・源頼朝が平家追討の勝利を祈願し、その後寺領を寄進しました。以後武家に崇敬され、1352年(観応3年)に室町幕府初代将軍・足利尊氏が参詣して寺領を安堵しました。1590年(天正18年)に関白・豊臣秀吉の命によって江戸幕府初代将軍・徳川家康が江戸に入府し、家康の側近で、黒衣の宰相とも言われる慈眼大師・天海の進言によって祈願所に定められ、1600年(慶長5年)の関ヶ原の戦いの際には江戸城で中興第1世・忠豪上人が観音密供を修しました。なお明治維新後の神仏分離により、浅草神社(あさくさじんじゃ)が分離しました。
*参考・・・浅草寺(アクセス・歴史・・・)ホームページ・浅草寺(アクセス・歴史・・・)wikipedia
【浅草寺 見どころ・文化財】
浅草寺の見どころは伝法院(客殿・玄関・大書院・小書院・新書院・台所)・二天門です。なお1973年(昭和48年)に再建された鉄筋コンクリート造の高さ約48メートルの五重塔や1960年(昭和35年)に実業家・松下幸之助の寄進によって約1世紀振りに再建された鉄筋コンクリート造の雷門も見どころです。
●浅草寺見どころ・伝法院(客殿・玄関・大書院・小書院・新書院・台所)は浅草寺の本坊で、1777年(安永6年)に客殿・玄関が再建され、1902年(明治35年)に大書院・小書院・台所が再建され、1918年(大正7年)に新書院が建立されました。ちなみに客殿は桁行22.0メートル・梁間15.3メートルで、寄棟造の鉄板葺です。なお名勝である伝法院庭園は回遊式庭園で、小堀遠州が作庭したとも言われています。
●浅草寺見どころ・二天門は1649年(慶安2年)頃に建立されました。二天門は三間一戸八脚門で、切妻造の本瓦葺です。二天門は増長天(左)・持国天(右)を安置しています。
国宝・・・法華経(開結共)10巻
重要文化財・・・二天門、伝法院(客殿・玄関・大書院・小書院・新書院・台所)、大蔵経(元版)5428巻
【浅草寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・03-3842-0181
【浅草寺 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月