總持寺(アクセス・概要・見どころ・・・)

總持寺

總持寺

總持寺(アクセス・概要・見どころ・・・)情報を紹介しています。總持寺は約15万坪の広大な境内に三松関・三門・三松閣・慈峰閣・待鳳館・紫雲臺・倚松庵・侍局・大祖堂・御霊殿・仏殿・放光堂・鐘鼓楼・衆寮・大僧堂・嫡々庵・玉兔門・中雀門・金鶏門・向唐門・梅壽庵・穴熊稲荷・大梵鐘・三寶殿などが建てられ、修行僧の説明による一周約1時間の諸堂拝観を行っています。

【總持寺 アクセスマップ】
場所・・・神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1

【總持寺 アクセス・交通】
*JR京浜東北線・鶴見駅(徒歩約7分)
*京急・京急鶴見駅(徒歩約10分)

【總持寺 アクセス・駐車場】
駐車場あり

【總持寺 時間(要確認)】
10:00~16:30

諸堂拝観
10:00・11:00・13:00・14:00・15:00

【總持寺 料金(要確認)】
個人
1人400円

団体(30名以上)
1人350円

【總持寺 歴史・簡単概要】
總持寺(そうじじ)・総持寺は日本海に突き出した能登半島の能登国櫛比庄(石川県輪島市)で、霊験あらたかな観音大士を祀った真言律宗の教院・諸嶽観音堂(しょがくかんのんどう)が起源とも言われています。ちなみに諸嶽観音堂は奈良時代に僧・行基(ぎょうき)によって創建された諸岳寺(もろおかじ)が起源とも言われています。その後1321年(元亨元年)4月18日の晩に住職・定賢権律師(じょうげんごんのりっし)の夢枕に僧形の観音様が現れ、「酒井の永光寺に瑩山という徳の高い僧がおる。すぐ呼んで、この寺を禅師に譲るべし」との夢告があり、5日後の23日の明け方に曹洞宗の僧・瑩山紹瑾禅師(けいざんじょうきんぜんじ)にも同じような夢告がありました。瑩山紹瑾禅師はかねてから真言律宗の教院を禅院にしたいと念じていたことから入寺し、寺号を仏法(真言)が満ち満ち保たれている総府として「總持寺」、山号を諸嶽観音堂の仏縁に因んで「諸嶽山」と改めました。1322年(元亨2年)に南朝初代天皇で、第96代・後醍醐天皇が臨済僧・孤峰覚明和尚(こほうかくみょうおしょう)を使者として10種の勅問を下され、その答えが後醍醐天皇の叡情にかなったことから「曹洞出世の道場」に補任されて住持の紫衣の着用が認められ、側近・世尊寺行房(せそんじゆきふさ)揮毫による書額を賜り、官寺となって一宗の大本山に認められました。1615年(元和元年)に江戸幕府から法度が出され、福井・永平寺(えいへいじ)と並んで曹洞宗の大本山になりました。總持寺は能登で570余年の歴史を持ち、13,000余ヶ寺の法系寺院を擁していたが、1898年(明治31年)4月13日夜の火災とフェーン現象により、観世音菩薩を安置する慈雲閣・瑩山紹瑾禅師の霊廟である伝燈院を残して伽藍の多くを焼失し、1911年(明治44年)に本山存立の意義と宗門の現代的使命の自覚に基づき、現在の場所・鶴見ヶ丘に移りました。ちなみに旧地は總持寺祖院(そうじじそいん)に改称され、總持寺の別院となったそうです。なお總持寺は曹洞宗大本山で、釈迦如来を本尊として安置しています。
*参考・・・・總持寺(アクセス・歴史・・・)ホームページ總持寺(アクセス・歴史・・・)wikipedia

【總持寺 見どころ・文化財】
總持寺の見どころはいずれも登録有形文化財である三松関(総門)・向唐門・香積台・大僧堂・百間廊下・仏殿・待鳳館・紫雲台・御霊殿・虎嘯窟・放光堂・鐘鼓楼・衆寮・鐘楼・三宝殿です。ちなみに紫雲台は1915年に建立されました。紫雲台は木造平屋建の瓦葺です。紫雲台では1920年(大正9年)から1921年(大正10年)に書院を区画する襖・板戸に佐久間鉄園(さくまてつえん)・津端道彦(つばたみちひこ)・松林桂月(まつばやしけいげつ)などによって水墨画や彩色画が描かれました。また紫雲台に面する日本庭園・紫雲庭(しうんてい)は1915年(大正4年)に茶道松尾流9世・半古斎宗見(はんこさいそうけん・松尾宗見)が作庭したと言われています。紫雲庭は広さ約500坪の池泉回遊式庭園で、その一隅には茶室・倚松庵(いしょうあん)が建てられています。

重要文化財・・・紙本著色提婆達多像、絹本著色前田利家夫人像、絹本著色紹瑾和尚像、刺繍獅子吼文大法被、観音堂縁起 紹瑾筆

【總持寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・045-581-6021

【總持寺 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月

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