東寺(アクセス・歴史・・・)・世界遺産

東寺

東寺

東寺(アクセス・概要・見どころ・・・)情報を紹介しています。東寺は1994年(平成6年)に世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)のひとつに登録されました。東寺は794年(延暦13年)の平安京遷都後の796年(延暦15年)に平安京の正門である羅城門の東西に西寺とともに官寺(国立の寺院)として創建されたと言われています。

【東寺 アクセスマップ】
場所・・・京都府京都市南区九条町1

【東寺 アクセス・交通】
*JR京都駅(徒歩約15分)
*近鉄京都線・東寺駅(徒歩約10分)
*JR京都駅(烏丸口)から市バス・42系統(C4乗り場)の場合、東寺東門前(徒歩すぐ)
*JR京都駅(八条口)から市バス・19系統または78系統の場合、東寺南門前(徒歩すぐ)

*駐車場あり

【東寺 時間(要確認)】
8:30~17:30 受付17:00終了(3/20~9/19)
8:30~16:30 受付16:00終了(9/20~3/19)

【東寺 料金(要確認)】
個人
大人500円、高校生400円、中学生以下300円

団体
大人350円、高校生280円、中学生以下200円

特別拝観・特別公開などでは拝観料が異なる場合があります。

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【東寺 歴史・簡単概要】
東寺(とうじ)は塔頭である観智院(かんちいん)第1世・杲宝(ごうほう・こうほう)が南北朝時代に編纂した「東宝記」によると794年(延暦13年)の第50代・桓武天皇による平安京遷都後の796年(延暦15年)に平安京の正門である羅城門の東西に西寺とともに官寺(国立の寺院)として創建されたと言われています。東寺は平安京の左京・西寺は平安京の右京、また東寺は東国・西寺は西国を守る意味があるとも言われています。ちなみに東寺は唯一残る平安京の遺構とも言われています。823年(弘仁14年)に遣唐使として唐に渡って密教を日本に伝えた真言宗の宗祖である弘法大師・空海が第52代・嵯峨天皇から東寺を給預され、御影堂(大師堂)を住房として国家鎮護の寺院・真言密教の根本道場にしました。東寺は日本初の密教寺院とも言われています。ちなみに東寺では現在も毎日御影堂で一の膳・二の膳・お茶を出しているそうです。その後平安時代後期に衰退するが、鎌倉時代の弘法大師信仰の高まりとともにお大師様の寺として篤く信仰されるようになりました。
東寺は正式には教王護国寺(きょうおうごこくじ)と言います。教王護国寺は「教えの王、国を護る」に由来しているとも言われています。東寺は東寺真言宗の総本山です。
*参考・・・東寺(アクセス・歴史・・・)ホームページ東寺(アクセス・歴史・・・)wikipedia

【東寺 見どころ・文化財】
東寺の見どころはいずれも国宝である金堂・五重塔・御影堂(大師堂)・蓮花門(れんげもん)です。
●東寺見どころ・金堂は1603年(慶長8年)に関白・豊臣秀吉の子・豊臣秀頼の寄進によって再建されました。金堂は本尊・薬師如来坐像などを安置しています。
●東寺見どころ・五重塔は1644年(寛永21年)に江戸幕府3代将軍・徳川家光の寄進によって再建されました。五重塔は高さは約54.8メートルで、国内の木造塔の中で最も高いと言われています。
●東寺見どころ・御影堂(大師堂)の後堂は1380年(天授6年)に再建され、前堂は1390年(元中7年)に増築されました。前堂に弘法大師坐像(国宝)、後堂に弘法大師の念持仏とされる不動明王坐像(国宝)を安置しています。
●東寺見どころ・蓮花門は1191年(建久2年)に北面の武士だった文覚上人(遠藤盛遠)が再建しました。蓮花門は東寺内の最古の門とも言われています。

国宝・・・金堂、五重塔、御影堂(大師堂)、蓮花門、観智院客殿、絹本著色真言七祖像(絵画)、絹本著色両界曼荼羅、絹本著色十二天像 六曲屏風一双、木造五大菩薩坐像、木造五大明王像など
重要文化財・・・講堂、慶賀門、東大門、南大門、北大門、北総門、宝蔵、灌頂院、五重小塔、絹本著色十一面観音像、絹本著色不空羂索観音像、絹本著色両界曼荼羅図4点(甲本、乙本、永仁本、元禄本)など

【東寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・075-691-3325

【東寺 備考(御朱印・その他・・・)】
観智院は1359年(正平14年)に東寺の学僧・杲宝が東寺の子院として創建しました。
最終更新日:2021年(令和3年)11月

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