山口桜見ごろ・時期
山口桜見ごろ・時期を紹介しています。山口県にはいずれも日本さくら名所100選に選ばれたときわ公園、錦帯橋や萩城跡指月公園、美祢さくら公園、一の坂川、火の山公園、戦場ヶ原公園、老の山公園などの桜名所があります。ちなみにときわ公園にはソメイヨシノなど約3,500本の桜の木が植えられています。
【山口桜見ごろ・時期 ときわ公園】日本さくら名所100選
●桜見ごろ・時期・・・例年3月下旬頃~4月上旬頃
●桜規模・種類・・・・約3,500本 ソメイヨシノ
ときわ公園(常盤公園)は山口県宇部市にあります。ときわ公園は南北約1.8キロ・東西約1.3キロの常盤湖を中心にした面積約189.4ヘクタールの総合公園です。常盤湖は1625年(寛永2年)に毛利氏が徳川幕府の命によって山口に領地替えで移り、1695年(元禄8年)に田畑の開作をする為に築堤を開始し、1698年(元禄11年)に土手が完成し、1701年(元禄14年)には溜水や用水路工事が完成しました。築堤では土手の位置を白髪の老人のお告げで決め、池になかなか水が溜まらなかったことから土手に松を植えたり、神仏に祈ったとも言われています。その後1920年(大正9年)に湖岸の別荘地に桜の植樹が始まり、1924年(大正13年)から宇部興産(うべこうさん)の創業者で、政治家・渡辺祐策(わたなべすけさく)らが土地購入の活動を進め、1925年(大正14年)に市に寄贈された土地で宇部市常盤公園が開設されました。
ときわ公園 山口桜見ごろ・時期
【山口桜見ごろ・時期 錦帯橋】日本さくら名所100選
●桜見ごろ・時期・・・例年3月下旬頃~4月上旬頃
●桜規模・種類・・・・約3,000本 ソメイヨシノ・八重桜
錦帯橋(きんたいきょう)は山口県岩国市にあります。錦帯橋は山口県と島根県の県境にある周防山地(すおうさんち)に属する標高約1,004メートルの莇ヶ岳(あざみがたけ)を源とする山口県内一の大河である二級河川・錦川(にしきがわ)下流に架けられた全長約193.3メートル・幅員約5.0メートルの5連の木造アーチ橋です。錦帯橋は1673年(延宝元年)に周防国岩国領第3代領主・吉川広嘉(きっかわひろよし)が架けたのが始まりです。錦川では1601年(慶長6年)に初代・吉川広家(きっかわひろいえ)が岩国城を築城してから岩国城と城下町をつなぐ橋を架けてきたが、度々洪水によって流失し、吉川広嘉が明(中国)からの帰化僧・独立性易(どくりゅうしょうえき)から杭州西湖(せいこ)に架けられた6連のアーチ橋のことを聞き、大工・児玉九郎右衛門(こだまくろうえもん)に設計させて錦帯橋が架けられました。
錦帯橋 山口桜見ごろ・時期
【山口桜見ごろ・時期 萩城跡指月公園】
●桜見ごろ・時期・・・例年3月下旬頃~4月上旬頃
●桜規模・種類・・・・約600本 ソメイヨシノ
萩城跡指月公園(はぎじょうあとしづきこうえん)は山口県萩市堀内にあります。萩城跡指月公園は萩城(指月城(しづきじょう))跡に整備された公園です。萩城は戦国時代に津和野城主・吉見氏が出城を構え、吉見正頼(よしみまさより)の隠棲所だった場所と言われています。萩城は1604年(慶長9年)に豊臣政権五大老の一人で、1600年(慶長5年)の関ヶ原の戦いで西軍の総大将となった長州藩の藩祖・毛利輝元(もうりてるもと)が標高約143メートルの指月山に築城を開始し、1608年(慶長13年)に完成したと言われています。
萩城跡指月公園 山口桜見ごろ・時期
【山口桜見ごろ・時期 美祢さくら公園】
●桜見ごろ・時期・・・例年3月下旬頃~4月上旬頃
●桜規模・種類・・・・約150本 ソメイヨシノ
美祢さくら公園(みねさくらこうえん)は山口県美祢市大嶺町東分にあります。美祢さくら公園は美祢市役所に隣接し、南側を二級河川・厚狭川(あさがわ)が横切る公園です。ちなみに厚狭川は山口県美祢市と長門市の境に位置する標高約289メートルの大ヶ峠(おおがたお)付近を源とし、国道316号・JR美祢線と並行して南流し、山陽小野田市で瀬戸内海の周防灘(すおうなだ)に注いでいます。美祢さくら公園には大型遊具が設置されている遊びのひろばなどがあります。
美祢さくら公園 山口桜見ごろ・時期
【山口桜見ごろ・時期 一の坂川】
●桜見ごろ・時期・・・例年3月下旬頃~4月上旬頃
●桜規模・種類・・・・約200本 ソメイヨシノ
一の坂川(いちのさかがわ)は山口県山口市にあります。一の坂川は萩に通じる萩往還(はぎおうかん)の峠の一つである標高約100メートルの坂堂峠(さかどうとうげ)南側にある錦鶏の滝(きんけいのたき)付近を源とし、山口市中心部を南に流れ、その後本流である二級河川・椹野川(ふしのがわ)に合流します。錦鶏の滝は落差約60メートルの雄滝(おだき・金鶏の滝)・落差約15メートルの雌滝(めだき)など複数の滝から構成され、鶏の鳴く姿に似ていることから名付けられたそうです。一の坂川は室町時代に大内氏が山口の町割りをした際に一の坂川を京都・鴨川(かもがわ)に見立ててと言われ、山口が西の京と言われる由来になっています。
一の坂川 山口桜見ごろ・時期
【山口桜見ごろ・時期 火の山公園】
●桜見ごろ・時期・・・例年4月上旬頃
●桜規模・種類・・・・約1,000本 ソメイヨシノ・ヤマザクラ
一の坂川(いちのさかがわ)は山口県山口市にあります。一の坂川は萩に通じる萩往還(はぎおうかん)の峠の一つである標高約100メートルの坂堂峠(さかどうとうげ)南側にある錦鶏の滝(きんけいのたき)付近を源とし、山口市中心部を南に流れ、その後本流である二級河川・椹野川(ふしのがわ)に合流します。錦鶏の滝は落差約60メートルの雄滝(おだき・金鶏の滝)・落差約15メートルの雌滝(めだき)など複数の滝から構成され、鶏の鳴く姿に似ていることから名付けられたそうです。一の坂川は室町時代に大内氏が山口の町割りをした際に一の坂川を京都・鴨川(かもがわ)に見立ててと言われ、山口が西の京と言われる由来になっています。
火の山公園 山口桜見ごろ・時期
【山口桜見ごろ・時期 戦場ヶ原公園】
●桜見ごろ・時期・・・例年4月上旬頃
●桜規模・種類・・・・約320本 ソメイヨシノ
戦場ヶ原公園(せんじょうがはらこうえん)は山口県下関市後田町にあります。戦場ヶ原公園は小高い丘に整備された面積約5.8ヘクタールの公園です。戦場ヶ原公園は1891年(明治24年)にプロイセン王国・ドイツ帝国の軍人で、日本の兵学教官になったクレメンス・ヴィルヘルム・ヤーコプ・メッケルが設計して造られた下関市内で最大規模の要塞があった場所とも言われています。その後1965年(昭和40年)から公園に整備されたそうです。
戦場ヶ原公園 山口桜見ごろ・時期
【山口桜見ごろ・時期 老の山公園】
●桜見ごろ・時期・・・例年4月上旬頃
●桜規模・種類・・・・約500本 ソメイヨシノ・ヤマザクラ・オオシマザクラ
老の山公園(おいのやまこうえん)は山口県下関市彦島老の山公園にあります。老の山公園は彦島(ひこしま)北部にあり、響灘(ひびきなだ)を見晴らすことができる標高約106メートルの老の山山頂を中心に整備された面積約20.3ヘクタールの総合公園です。ちなみに彦島は山口県下関市の南端にある面積約9.8平方キロの島で、彦島大橋などで本州と繋がっています。老の山公園は1961年(昭和36年)に都市公園として開設され、2006年(平成18年)からバリアフリーと眺望を確保するように再整備が行われました。
老の山公園 山口桜見ごろ・時期