山宮浅間神社(アクセス・歴史・・・)・世界遺産

山宮浅間神社

山宮浅間神社

山宮浅間神社(アクセス・概要・見どころ・・・)情報を紹介しています。山宮浅間神社は江戸時代に富士山本宮浅間大社の摂社とされ、春と秋に山宮御神幸が行われていました。山宮御神幸では富士山本宮浅間大社と山宮浅間神社の間で神の宿った鉾の渡御(往復)が行われ、御神幸道50町には1町毎に標石が置かれました。ちなみに鉾を休めた鉾立石が残されています。

【山宮浅間神社 アクセスマップ】
場所・・・静岡県富士宮市山宮字宮内

【山宮浅間神社 アクセス・交通】
*JR身延線・富士宮駅(徒歩約10分)からバス・粟倉万野線の場合、万野団地入口バス停(徒歩約30分)

【山宮浅間神社 アクセス・駐車場】
駐車場なし

【山宮浅間神社 時間(要確認)】
自由

【山宮浅間神社 料金(要確認)】
無料

【山宮浅間神社 歴史・簡単概要】
山宮浅間神社(やまみやせんげんじんじゃ)は富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)の元宮・山宮です。山宮浅間神社・富士山本宮浅間大社は起源が明確ではありません。山宮浅間神社・富士山本宮浅間大社は「富士本宮浅間社記(寛政年間(1789年~1801年))」によると第7代・孝霊天皇の時代(紀元前290年~紀元前215年)に富士山が大噴火して住民が離散して荒れ果て、紀元前27年(垂仁天皇3年)に第11代・垂仁天皇が憂って浅間大神を山足の地に祀って山霊を鎮めたのが起源とも言われています。山足の地は特定の地名を指すのではなく、富士山麓の適所を選んで祭祀を行った事を示すものと考えられているそうです。山宮浅間神社は110年(景行天皇40年)に第12代・景行天皇の皇子で、第14代・仲哀天皇の父である日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征した際に富士浅間大神に祈念し、賊徒(東国の夷(えびす))の野火から脱したことから浅間大神を祀る為に造営されたと言われています。ただ山宮浅間神社は社殿は無く、古木・磐境(いわさか)を通して富士山を直接祀る原初形態の神社でだったと言われています。その後806年(大同元年)に坂上田村麿が第51代・平城天皇の勅命により、現在の大宮の地に富士山本宮浅間大社を造営して移したと言われています。なお山宮浅間神社は富士山本宮浅間大社と同じく、浅間大神(あさまのおおかみ)である木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)を祀っています。
山宮浅間神社は2013年(平成25年)に世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(富士山 信仰の対象と芸術の源泉)のひとつに登録されました。
*参考・・・山宮浅間神社・富士山本宮浅間大社(アクセス・歴史・・・)ホームページ山宮浅間神社・富士山本宮浅間大社(アクセス・歴史・・・)wikipedia

【山宮浅間神社 見どころ・文化財】
山宮浅間神社の見どころは遥拝所です。遥拝所は富士山を直接遥拝し、祭祀を行う為に造られたと言われています。遥拝所は南北約15メートル・東西約8メートルの長方形で、30~40センチの溶岩を使った石列によって組まれています。石塁・鉾立石も見どころです。

【山宮浅間神社 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0544-27-2002(富士山本宮浅間大社)

【山宮浅間神社 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月

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