吉野山(アクセス・歴史・・・)・世界遺産

吉野山
吉野山(アクセス・概要・見どころ・・・)情報を紹介しています。吉野山は古くから桜の名所で、1594年(文禄3年)には関白・豊臣秀吉が徳川家康・宇喜多秀家・前田利家・伊達政宗などの武将や茶人・連歌師など5千人を引き連れて訪れ、吉水神社(吉水院)を本陣として5日間滞在して花見を行っています。3日間雨が降り続き、聖護院の僧・道澄が晴天祈願を行いました。
【吉野山 アクセスマップ】
場所・・・奈良県吉野郡吉野町吉野山
【吉野山 アクセス・交通】
*近鉄吉野線・吉野駅から吉野ロープウェイの場合、吉野山駅(徒歩すぐ)
【吉野山 アクセス・駐車場】
駐車場あり
【吉野山 時間(要確認)】
自由
【吉野山 料金(要確認)】
無料
【吉野山 歴史・簡単概要】
吉野山(よしのやま)は奈良県の中部に位置し、奈良県の中央部を流れる吉野川(紀の川)南岸から大峰山脈に続く約8キロメートルの山稜です。吉野山は古くから桜の名所とされ、鎌倉時代に亀山上皇(第90代・亀山天皇)が京都嵯峨嵐山に離宮を造営した際に山桜を吉野山から京都嵐山に移植したり、1594年(文禄3年)に関白・豊臣秀吉が総勢5千人の供ぞろえで花見を行ったりしました。ちなみに桜がたくさん植えられている場所は下千本(しもせんぼん)・中千本(なかせんぼん)・上千本(かみせんぼん)・奥千本(おくせんぼん)と言われています。また吉野山は飛鳥時代に大海人皇子(第40代・天武天皇)が出家して隠棲したり、鎌倉時代に源義経(牛若丸)らが鎌倉幕府初代将軍・源頼朝に追われて隠れ住んだり、南北朝時代に南朝初代で、第96代・後醍醐天皇が御所を置いたりしました。なお吉野山には金峯山寺(きんぷせんじ)・吉水神社(よしみずじんじゃ)・吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)・金峯神社(きんぷじんじゃ)などの寺社があったり、後醍醐天皇陵(如意輪寺)・太閤花見塚・義経隠塔(金峯神社)などがあったりすることから1924年(大正13年)に国の名勝・史跡に指定され、1936年(昭和11年)には吉野熊野国立公園に指定されました。また吉野山は日本さくら名所100選にも選定されています。
吉野山は2004年(平成16年)に世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(紀伊山地の霊場と参詣道)のひとつに登録されました。
*参考・・・吉野山(アクセス・歴史・・・)wikipedia・吉野山(アクセス・歴史・・・)wikipedia
【吉野山 見どころ・文化財】
吉野山の見どころは日本さくら名所100選に選定されている桜です。桜は金峯山寺・大峰山寺に祀られた蔵王権現の神木とされ、平安時代頃からたくさん植えられるようになったそうです。なお金峯山寺・大峰山寺は白鳳年間(7世紀後半)に修験道の祖である役行者神変大菩薩(えんのぎょうじゃしんぺんだいぼさつ)・役小角(えんのおづの)が吉野山から大峯山山上ケ岳に掛けての金峯山(きんぷせん)での修行中、修験道独特の本尊・金剛蔵王大権現を感得し、その姿を山桜に刻み、山上ケ岳(大峯山寺の本堂)と山麓の吉野山(金峯山寺の蔵王堂)に祭祀したのが起源とも言われています。
【吉野山 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0746-32-1007(吉野山観光協会)
【吉野山 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月