随願寺(梅見ごろ2月中旬~)兵庫梅名所
随願寺
随願寺(アクセス・概要・見どころ・・・)情報を紹介しています。随願寺は兵庫の梅名所です。随願寺の梅見ごろは例年2月中旬頃~3月上旬頃です。随願寺には増位山梅林に紅梅・白梅など約300本の梅の木が植えられています。本堂・開山堂(奥の院)・経堂・鐘楼・唐門が国の重要文化財に指定されています。
【随願寺 アクセスマップ】
場所・・・兵庫県姫路市白国3丁目12-5
【随願寺 アクセス・交通】
*JR姫路駅・山陽電鉄姫路駅から神姫バスの場合、白国(徒歩約30分)
*播但連絡道路砥堀ランプ(車約10分)・豊富ランプ(車約10分)
【随願寺 アクセス・駐車場】
駐車場あり
【随願寺 時間(要確認)】
10:00~16:00
【随願寺 料金(要確認)】
内陣拝観300円、本尊開扉(志納)1,000円
【随願寺 歴史・簡単概要】
随願寺(ずいがんじ)・増位山(ますいさん)随願寺は兵庫県姫路市白国にあります。随願寺は「播州増位山随願寺集記・鎌倉時代後期の1302年(乾元元年)」によると第31代・用明天皇(ようめいてんのう)の第2皇子・聖徳太子(しょうとくたいし・厩戸皇子(うまやどのおうじ))が高麗の僧・慧便(えべん)に創建させたと言われています。随願寺は播磨最古の名刹とも言われています。その後奈良時代前期の735年(天平7年)に僧・行基菩薩(ぎょうきぼさつ)が弟子・徳道とともに中興し、円教寺(えんぎょうじ)と並び称されたと言われています。またその後播磨天台六山に数えられるようになりました。平安時代前期の834年(承和元年)に第54代・仁明天皇の命によって法相宗(ほっそうしゅう)から天台宗(てんだいしゅう)に改められ、849年(嘉承2年)に寺号(勅号)「増位山随願寺医王院」を賜ったと言われています。古くから朝野に篤く信仰され、山上には30坊もある大寺院でした。宇多法皇(第59代・宇多天皇(うだてんのう))、白河法皇(第77代・後白河天皇(ごしらかわてんのう))、南朝初代で、第96代・後醍醐天皇(ごだいごてんのう)が行幸し、平清盛(たいらのきよもり)が伽藍を修造し、鎌倉幕府初代将軍・源頼朝(みなもとのよりとも)が一切経(いっさいきょう・大蔵経(だいぞうきょう))を奉納したとも言われています。平安時代後期に17代長吏(住職)・正覚房道邃(しょうがくぼうどうずい)が学僧として知られ、多くの著作を残しました。しかし戦国時代(室町時代後期)の1573年(天正元年)に三木の別所長治に攻められて焼失し、寺僧は他所に避難したが、1586年(天正13年)に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)が旧地に再興したと言われています。江戸時代前期の1666年(寛文6年)に姫路城城主・榊原忠次が現在の本堂(重要文化財)を再建し、狩野探幽(かのうたんゆう)が本堂内の天井画を描いたと言われています。本堂には本尊に木造薬師如来(やくしにょらい)座像(兵庫県指定文化財)、脇侍に木造毘沙門天(びしゃもんてん)立像(重要文化財)を安置しています。江戸時代に榊原家の菩提寺として5百石の寺領を有し、播磨地方の大寺として栄えました。ちなみに開山堂(奥の院)・経堂・鐘楼・唐門も重要文化財に指定されています。随願寺には増位山梅林に紅梅・白梅など約300本の梅の木が植えられています。なお随願寺は播磨西国三十三箇所の第4番札所・播州薬師霊場の第15番札所になっています。
*参考・・・随願寺(アクセス・歴史・・・)ホームページ
【随願寺 見どころ・文化財】
随願寺の見どころは随願寺の梅です。随願寺の梅見ごろは例年2月中旬頃~3月上旬頃です。
梅は桜と同じバラ目バラ科サクラ属の落葉樹で、開花の仕組みがよく似ています。梅は花の元となる花芽が前年の夏に形成されて休眠し、秋から冬に気温が低下すると休眠打破され、その後気温が上昇すると開花に向かって生長し、1月頃から開花します。
【随願寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・079-223-7187(随願寺)
【随願寺 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2018年(平成30年)4月
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