兼六園(桜見ごろ4月上旬頃~)日本さくら名所100選

兼六園
兼六園(アクセス・概要・見どころ・・・)情報を紹介しています。兼六園は日本さくら名所100選に選ばれた桜名所です。兼六園の桜見ごろは例年4月上旬頃~4月中旬頃です。兼六園では桜が見ごろを迎える時期(観桜期)に無料開園が行われたり、開園時間が延長されてライトアップが行われたりします。ちなみに隣接する金沢城でも開園時間が延長されるそうです。(要確認)
【兼六園 アクセスマップ】
場所・・・石川県金沢市兼六町
【兼六園 アクセス・交通】
*JR金沢駅からバスの場合、兼六園下バス停(徒歩約3分)
*金沢西IC(車約30分)または金沢東IC(車約30分)
【兼六園 アクセス・駐車場】
駐車場あり
【兼六園 時間(要確認)】
有料
7:00~18:00(3/1~10/15)
8:00~17:00(10/16~2/末日)
無料
5:00~通常開園の15分前(3/1~3/31)
4:00~通常開園の15分前(4/1~8/31)
5:00~通常開園の15分前(9/1~10/31)
6:00~通常開園の15分前(11/1~2/末日)
【兼六園 料金(要確認)】
個人
大人310円、小人100円
団体(30名以上)
大人250円、小人80円
【兼六園 歴史・簡単概要】
兼六園(けんろくえん)は石川県金沢市にあります。兼六園は広さ約11.7ヘクタールの林泉廻遊式庭園で、江戸時代を代表する大名庭園とも言われ、岡山の後楽園(こうらくえん)と水戸の偕楽園(かいらくえん)とともに日本三名園に数えられています。兼六園は1676年(延宝4年)に加賀藩第5代藩主・前田綱紀(まえだつなのり)が金沢城に面する傾斜地に別荘を建て、その周辺を庭園に作庭し、蓮池の上御露地(はすいけのうえおろじ)・蓮池亭(れんちてい)と言われたのが始まりです。前田綱紀は不老不死の神仙人になることを願う神仙思想により、瓢池(ひさごいけ)に蓬莱(ほうらい)・方丈(ほうじょう)・瀛州(えいしゅう)の三神仙島を築きました。しかし1759年(宝暦9年)の宝暦の大火で一部を焼失し、1774年(安永3年)に第11代藩主・前田治脩(まえだはるなが)が蓮池庭を再興して翠滝(みどりたき)・夕顔亭(ゆうがおてい)を造営し、1776年(安永5年)に内橋亭(うちはしてい )を造営し、1792年(寛政4年)には蓮池庭上部の平地・千歳台(ちとせだい)に藩校・明倫堂(めいりんどう)と経武館(けいぶかん)を建築しました。1822年(文政5年)に第12代藩主・前田斉広(まえだなりなが)が藩校を移転させ、その跡地に隠居所・竹沢御殿(たけざわごてん)を造営し、陸奥白河藩第3代藩主・松平定信(まつだいらさだのぶ)に依頼して兼六園と命名しました。前田斉広の没後に第13代藩主・前田斉泰(まえだなりやす)が建坪4,000坪・部屋数200を超える竹沢御殿を取り壊して庭園を整備し、1863年(文久3年)に母・真龍院(しんりゅういん)の隠居所・巽御殿(たつみごてん・成巽閣(せいそんかく))を造営し、ほぼ現在の形に近い庭園になりました。1871年(明治4年)に一部が公開され、1874年(明治7年)に全面開放されて茶店が出店し、2002年(平成12年)には時雨亭(しぐれてい)・舟之御亭(ふなのおちん)が復元されました。兼六園には園内曲水沿いを中心にソメイヨシノ(染井吉野)・ヒガンザクラ・ヤマザクラ・ケンロクエンクマガイザクラ・ケンロクエンキクザクラなど約40種・約420本の桜の木が植えられています。ちなみにケンロクエンキクザクラは花びらが300枚以上で、例年4月下旬に見ごろを迎えます。なお兼六園は国の特別名勝に指定されています。
*参考・・・兼六園(アクセス・歴史・・・)
【兼六園 見どころ・文化財】
兼六園の見どころは兼六園の桜です。兼六園の桜見ごろは例年4月上旬頃~4月中旬頃です。桜のビュースポットは石川門の向側道路沿いです。
桜(染井吉野)は2月1日以降の毎日の最高気温の積算が600度を超えると開花し、800度を超えると満開になるとも言われています。(誤差あり)なお地域によって若干差があるが、開花して5日から1週間ほどで満開になるとも言われています。
【兼六園 連絡先(要確認)】
電話番号・・・076-221-6453(兼六園観光協会)
【兼六園 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月
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