絲原記念館(紅葉見ごろ10月下旬頃~)島根紅葉名所
絲原記念館
絲原記念館(アクセス・見どころ・・・)情報を紹介しています。絲原記念館は島根の紅葉名所です。絲原記念館の紅葉見ごろは例年10月下旬頃~11月中旬頃です。絲原記念館には国の名勝に指定された池泉回遊式の出雲流庭園があります。奥出雲の山野草約300株を植栽した林間散策路・洗心乃路があり、ウォーキング・散策を楽しむことができます。
【絲原記念館 アクセスマップ】
場所・・・島根県仁多郡奥出雲町大谷856
【絲原記念館 アクセス・交通】
*JR出雲三成駅(車約7分)
*松江自動車道木次三刀屋IC(車約40分)または高野IC(車約50分)
*中国自動車道東城IC(車約75分)
【絲原記念館 アクセス・駐車場】
駐車場あり
【絲原記念館 時間(要確認)】
9:00~16:00
【絲原記念館 料金(要確認)】
記念館・庭園共通入場券
大人1000円、大学生・高校生700円、小中学生300円
【絲原記念館 歴史・簡単概要】
絲原記念館(いとはらきねんかん)は島根県仁多郡奥出雲町大谷にあります。絲原記念館は1980年(昭和55年)に日本の古代から近世に掛けて発展したたたら製鉄法の鉄師であった絲原家の歴史を紹介する資料館として開館しました。絲原家は中世武家の一門で、江戸時代初期に絲原家初代・善左衛門が備後国(広島県)から郡内大馬木村に移住し、帰農して間もなくたたら製鉄も始め、江戸時代中期に絲原家9代・忠三郎が現在の場所にたたら製鉄の主力工場である高殿(鉄穴鈩)と居宅を移しました。絲原家は松江藩の五鉄師に数えられ、鉄師頭取も務めました。大正時代後期に洋式製鉄が普及すると家業を山林業に転換しました。その間絲原家12代・武太郎、絲原家13代・武太郎は貴族院議員となって国鉄木次線の開通に尽力し、絲原家14代・義隆は半世紀にわたって地方自治に携わりました。絲原記念館は土蔵を模した第1展示棟・1922年(大正11年)に上棟した布団蔵を改装した第2展示棟から構成され、たたら資料・家伝の美術工芸品・有形民俗資料・古文書などが展示・公開されています。絲原記念館には江戸時代末期頃からたたら製鉄の原料である砂鉄を採取した跡地に庭園の作庭を開始し、明治時代中頃に完成した庭園があります。庭園は山々を借景とした面積約360坪の庭園で、その中に池泉回遊式の出雲流庭園があります。絲原記念館にはカエデ・ドウダンツツジなどが分布しています。
奥出雲町(おくいずもちょう)は島根県東部に位置しています。奥出雲町は単独で仁多郡(にたぐん)を構成し、島根県の安来市・雲南市、広島県の庄原市、鳥取県の日南町に接しています。奥出雲町は奥出雲町と鳥取県日南町の県境にある標高約1,142メートルの船通山(せんつうざん)を源とする一級河川・斐伊川(ひいかわ)源流部に位置し、中国山地の準平原面である起伏の緩やかな山地にあり、南部に出雲地域の最高峰である標高約1,267メートルの猿政山・標高約1,238メートルの吾妻山・船通山などがあり、斐伊川とその支流として室原川・亀嵩川・大馬木川などが流れています。奥出雲町は町域のほとんどが森林です。奥出雲町は歴史が古く、「出雲国風土記(いずものくにふどき)・733年(天平5年)完成」に記されていたり、八岐大蛇 (やまたのおろち) 伝説などに登場したりしています。奥出雲町では古くからたたら製鉄が行われ、明治時代初期まで国内有数の産地でした。奥出雲町には現在も鉄鋼業が立地しています。ちなみに奥出雲町には奥出雲のたたら製鉄家・櫻井家の記念館・可部屋集成館や奥出雲たたらと刀剣館もあり、奥出雲たたらと刀剣館ではたたら製鉄の歴史や技法を知ることができます。奥出雲町は農業が盛んで、仁多米が生産されたり、仁多牛が飼育されたりしています。
*参考・・・絲原記念館(アクセス・歴史・・・)
【絲原記念館 見どころ・文化財】
絲原記念館の見どころは絲原記念館の紅葉です。絲原記念館の紅葉は例年10月上旬頃から色付き始め、紅葉見ごろは例年10月下旬頃~11月中旬頃です。紅葉の見ごろにカエデ・ドウダンツツジなどが色付きます。紅葉のビュースポットは絲原家庭園・洗心乃路です。
紅葉は最低気温が8度以下の日が続くと見ごろが近くなり、最低気温が5度~6度になると一気に進むと言われています。紅葉は晴天が続き、湿度が低くて乾燥し、昼夜の寒暖の差が激しいと美しい紅葉が見られる言われています。
【絲原記念館 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0854-52-0151(絲原記念館)
【絲原記念館 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月
●島根紅葉名所・島根紅葉見ごろ