羅漢寺五百羅漢(アクセス・歴史・・・)・世界遺産
羅漢寺五百羅漢
羅漢寺五百羅漢(アクセス・概要・見どころ・・・)情報を紹介しています。羅漢寺五百羅漢には笑っているもの・泣いているもの・説法をしているもの・天空を仰いでいるもの・布袋和尚に似ているもの・太っているもの・痩せているものなど様々の面相と姿態があります。羅漢(阿羅漢)は仏教の究極の悟りに到達し、尊敬や施しを受けるに相応しい聖者のことを言います。
【羅漢寺五百羅漢 アクセスマップ】
場所・・・島根県大田市大森町イ804
【羅漢寺五百羅漢 アクセス・交通】
*JR大田市駅から石見交通バス・世界遺産センター方面の場合、大森バス停
【羅漢寺五百羅漢 アクセス・駐車場】
駐車場あり(銀山公園駐車場)
【羅漢寺五百羅漢 時間(要確認)】
9:00~17:00
不定休
【羅漢寺五百羅漢 料金(要確認)】
個人
大人500円、小人300円
団体(20名以上)
大人400円、小人200円)
【羅漢寺五百羅漢 歴史・簡単概要】
羅漢寺五百羅漢(らかんじごひゃくらかん)は1766年(明和3年)3月に石見銀山御料内・福光の石工・坪内平七利忠(つぼうちへいしち)一門が20余年の歳月を掛けて完成させました。坪内平七利忠は五百羅漢を見たことがなかった為、巷で聞いていた温泉津町福光・楞厳寺(りょうごんじ)秘蔵の五百羅漢絵図の拝観を申し出たが、「自寺の檀家に入るならば」と言うことで、真言宗に改宗したとも言われています。五百羅漢は元文年間(1736年~1740年)頃に大森代官所役人で、同心・中場五郎左衛門定政が大森町の中心部・岩山に建立された代官所の祈願所・観世音寺(かんぜおんじ)に参詣して石像十六羅漢を拝み、「これを生して五百躯の羅漢を安置したら、さぞ壮観であろう」と住職・月海上人に話し、その後赴任した代官・関忠太夫の頃(1737年(元文2年)~1744年(延享元年))に亡夫の冥福を祈る為に一躯が寄進され、続いて関代官所係が三躯を寄進したのが起源と言われています。その後宝暦年間(1751年~1763年)に石見銀山付役人・中山庄兵衛賀光と中場五郎左衛門定政が帰依した観世音寺の月海浄印(げっかいじょういん)の発願により、石窟五百羅漢を造営して石見銀山で亡くなった人々の霊と先祖の霊を供養しました。大森代官・川崎平右衛門定孝や代官所役人、そして銀山御料内の村々、更に江戸幕府8代将軍・徳川吉宗の次男・田安中納言宗武の援助や江戸城大奥の女中などの寄進があったと言われています。
羅漢寺は1764年(明和元年)に五百羅漢を護る為に石窟の正面に創建され、月海浄印が初代の住職になりました。
羅漢寺五百羅漢は2007年(平成19年)に世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(石見銀山遺跡とその文化的景観)のひとつに登録されました。
*参考・・・羅漢寺五百羅漢(アクセス・歴史・・・)ホームページ・羅漢寺五百羅漢(アクセス・歴史・・・)wikipedia
【羅漢寺五百羅漢 見どころ・文化財】
羅漢寺五百羅漢の見どころは20年以上の歳月を掛けて造られた五百羅漢そのものです。岩盤斜面には3つの石窟があり、中央窟(高さ約1.6メートル・奥行き約3メートル)に石造釈迦三尊仏(釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩)、左右両窟(奥行き約8メートル・幅約11メートル)にそれぞれ250体、合計500体の五百羅漢が安置されています。左窟(向かって右側)はお釈迦様の従弟で、十大弟子・阿南尊者(あなんそんじゃ)、右窟(向かって左側)は神通第一と言われる十大弟子・目連尊者(もくれんそんじゃ)を中心に250体が安置されています。
【羅漢寺五百羅漢 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0854-89-0005
【羅漢寺五百羅漢 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月