識名園(アクセス・歴史・・・)・世界遺産
識名園
識名園(アクセス・概要・見どころ・・・)情報を紹介しています。識名園はかつて「心」の字をくずした心字池(しんじいけ)周辺などに梅・藤・桔梗(ききょう)が植えられ、常夏の沖縄にありながら春には池の東の梅林で梅、夏には中島や泉のほとりの藤、秋には池のほとりの桔梗を楽しむことができるように巧みに造られていたそうです。
【識名園 アクセスマップ】
場所・・・沖縄県那覇市首里真和志町一丁目7番地
【識名園 アクセス・交通】
*識名開南線・識名園前バス停(徒歩すぐ)
*松川新都心線・識名園前バス停(徒歩すぐ)
*新川おもろまち線・識名園前バス停(徒歩すぐ)
*識名牧志線・識名園前バス停(徒歩すぐ)
*牧志開南循環線・識名園前バス停(徒歩すぐ)
【識名園 アクセス・駐車場】
駐車場あり
【識名園 時間(要確認)】
9:00~18:00 受付17:30終了(4/1~9/30)
9:00~17:30 受付17:00終了(10/1~3/31)
水曜日(休日・慰霊の日(6月23日)の場合は翌日)は休園
【識名園 料金(要確認)】
個人
大人400円、中学生以下200円
団体(20名以上)
大人320円、中学生以下160円
【識名園 歴史・簡単概要】
識名園(しきなえん・シチナヌウドゥン)は琉球王国第二尚氏王統・琉球王家の最大の別邸で、国王一家の保養や外国使臣の接待などに利用されました。識名園は第二尚氏王統・第14代国王である尚穆(しょうぼく)の時代(1752年~1794年)から作られ始め、第15代国王・尚温(しょうおん)の時代(1795年~1802年)である1799年に完成したと言われています。1800年に琉球王国と中国が君臣関係を結ぶ第15代国王・尚温冊封(さっぽう)の際に中国の正使・趙文揩(ちょうぶんかい)と副使・李鼎元(りていげん)が招かれたと言われています。琉球王家の別邸には1677年に首里崎山村(首里崎山町)に造られた御茶屋御殿(ウチャヤウドゥン)があったことから首里城の東に位置する御茶屋御殿が東苑(とうえん)、首里城の南に位置する識名園が南苑(なんえん)とも言われました。ちなみに御茶屋御殿は太平洋戦争の沖縄戦で破壊され、現在カトリック首里教会と付属幼稚園が建てられています。なお識名園は1941年(昭和16年)に国の名勝に指定されたが、沖縄戦で破壊され、1975年(昭和50年)から復元工事が行われ、1976年(昭和51年)に国の名勝に再指定され、2000年(平成12年)には国の特別名勝に指定されました。ちなみに敷地内には泉・育徳泉(いくとくせん)があり、そこに生える淡水産の紅藻類・シマチスジノリは国の天然記念物になっています。
識名園は2000年(平成12年)に世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)のひとつに登録されました。
*参考・・・識名園(アクセス・歴史・・・)ホームページ・識名園(アクセス・歴史・・・)wikipedia
【識名園 見どころ・文化財】
識名園の見どころは「心」の字をくずした心字池(しんじいけ)を中心とする廻遊式庭園・識名園そのものです。池の中島には中国風の六角堂や大小のアーチ(石橋)が配され、池の周囲には琉球石灰岩を積むなどの琉球独特の工夫が凝らされています。ちなみに識名園には御殿・勧耕台・番屋・正門などもあります。なお毎年11月3日(文化の日)に行われている識名園歌会も見どころです。
【識名園 連絡先(要確認)】
電話番号・・・098-855-5936(識名園管理事務所)
【識名園 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月
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