苔寺(アクセス・歴史・・・)・世界遺産

苔寺

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苔寺(アクセス・概要・見どころ・・・)情報を紹介しています。苔寺見どころ・庭園は室町時代初期に臨済宗の禅僧・夢窓疎石が作庭したと言われています。庭園は上段が枯山水庭園・下段が池泉回遊式庭園です。池泉回遊式庭園は「心」の字を描いた黄金池を中心に約120種の苔に覆われています。池泉回遊式庭園が苔庭になったのは江戸時代末期とも言われています。

【苔寺 アクセスマップ】
場所・・・京都府京都市西京区松尾神ヶ谷町56

【苔寺 アクセス・交通】
*京都駅から京都バス・73系統(D1乗り場)の場合、苔寺・すず虫寺(徒歩すぐ)
*阪急嵐山線・松尾大社駅(徒歩約20分)

【苔寺 アクセス・駐車場】
駐車場なし

【苔寺 時間(要確認)】
8:30~17:00
拝観は往復はがきによる完全事前予約

【苔寺 料金(要確認)】
3,000円

【苔寺 歴史・簡単概要】
苔寺(こけでら)・西芳寺(さいほうじ)は第31代・用明天皇の皇子・聖徳太子の別荘に聖徳太子が造仏した阿弥陀如来像が安置されていた場所とも言われています。苔寺は奈良時代に東大寺の四聖に数えられている僧・行基(ぎょうき・ぎょうぎ)が第45代・聖武天皇の勅願より、別荘を寺院に改め、本尊・阿弥陀如来を安置し、西方寺(にしかたでら)と称したのが起源とも言われています。その後806年(大同元年)に第51代・平城天皇の第3皇子・真如法親王(しんにょほうしんのう)が草庵を結んで修行したり、真言宗の宗祖である弘法大師・空海が一時住して黄金池で放生会を行ったりしたとも言われています。鎌倉時代に摂津守・中原師員(なかはらのもろかず)が再興して西芳寺と穢土寺に分けられ、浄土宗の開祖・法然上人(ほうねんしょうにん)が浄土宗に改めて浄土信仰の道場にしたと言われています。しかし建武年間(1334年~1336年)に再び荒廃し、1339年(暦応2年)に松尾大社の宮司・藤原親秀(ふじわらのちかひで)に招かれた臨済宗の禅僧である夢窓国師(むそうこくし)・夢窓疎石(むそうそせき)が再興し、西芳寺と穢土寺が統合されて西芳寺になりました。その後1342年(暦応5年)に北朝初代・光厳天皇が室町幕府初代将軍・足利尊氏ともに行幸したり、1382年(永徳2年)には室町幕府3代将軍・足利義満が訪れたりしたが、その後応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火などによって焼失したり、度々洪水に見舞われたりし、江戸時代末期に荒廃した枯山水の庭園が苔で覆われたと言われています。
苔寺は1994年(平成6年)に世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)のひとつに登録されました。
*参考・・・苔寺(アクセス・歴史・・・)ホームページ苔寺(アクセス・歴史・・・)wikipedia

【苔寺 見どころ・文化財】
苔寺の見どころは特別名勝・史跡である庭園です。庭園は上段が枯山水庭園・下段が池泉回遊式庭園です。池泉回遊式庭園は「心」の字を描いた黄金池を中心に約120種の苔に覆われています。また湘南亭も見どころです。湘南亭は夢窓国師・夢窓疎石が建て、千利休の次男・千少庵宗淳が利休自決後に再建したと言われています。

重要文化財・・・湘南亭、絹本著色夢窓疎石像
特別名勝・史跡・・・庭園

【苔寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・075-391-3631

【苔寺 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月

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