粉河寺(桜見ごろ3月下旬頃~)和歌山桜名所

粉河寺

粉河寺

粉河寺(アクセス・概要・見どころ・・・)情報を紹介しています。粉河寺は和歌山の桜名所です。粉河寺の桜見ごろは例年3月下旬頃~4月上旬頃です。粉河寺にはソメイヨシノ(染井吉野)など約300本の桜の木が植えられています。ただイベント・ライトアップは行われないそうです。(要確認)本堂(重要文化財)・千手堂(重要文化財)などを巡るのがおすすめです。

【粉河寺 アクセスマップ】
場所・・・和歌山県紀の川市粉河2787

【粉河寺 アクセス・交通】
*JR和歌山線粉河駅(徒歩約15分)

*京奈和自動車道紀の川東IC(車約5分)

【粉河寺 アクセス・駐車場】
駐車場あり

【粉河寺 時間(要確認)】
8:00~17:00

【粉河寺 料金(要確認)】
無料

【粉河寺 歴史・簡単概要】
粉河寺(こかわでら)は和歌山県紀の川市粉河にあります。粉河寺は「粉河寺縁起絵巻(国宝)」によると奈良時代後期の770年(宝亀元年)に大伴孔子古(おおとものくじこ)が創建したとも言われています。紀伊国(きいのくに)那賀郡(ながぐん)に住む猟師・大伴孔子古は幽谷(ゆうこく)の樹幹に足場を定め、夜ごと猪や鹿を狙っていたが、ある晩に光明輝く地を発見し、発心してその場所に柴(しば)の庵を建てました。後日、一夜泊めてもらった童行者(わらわぎょうじゃ)が庵に仏像を祀るという大伴孔子古の願いを叶えようと七日七夜間庵に籠り、等身の千手観音(せんじゅかんのん)像を刻んで立ち去りました。その後河内国(かわちのくに)の長者・佐太夫(さだゆう)の一人娘が長く患っていたが、訪ねて来た童行者が千手陀羅尼(せんじゅだらに)を誦して祈祷すると娘の病は回復し、童行者はお礼の七珍万宝(しっちんまんぽう)を断り、娘が捧げるさげさや(お箸箱)と袴(はかま)のみを手に「紀伊国那賀郡粉河の者だ」と告げて立ち去りました。翌春、長者一家が粉河を訪れ、探しあぐねて小川の傍らで一休みしていると小川の水に混じった米のとぎ汁に気が付き、その川を遡って庵を発見し、扉を開けると千手観音が安置され、娘が差し出したさげさやと袴を持たれていたことから童行者が千手観音の化身であったと分かったと言われています。平安時代に朝廷や貴族の保護で栄え、清少納言(せいしょうなごん)が記した随筆「枕草子(まくらのそうし)・平安時代中期成立」に「寺は壺坂(つぼさか)。笠置(かさぎ)。法輪(ほうりん)。霊山は、釈迦仏(しゃかぶつ)の御すみかなるが、あはれなるなり。石山(いしやま)。粉河(こがわ)。志賀(しが)。」と記されています。また歌謡集「梁塵秘抄(りょうじんひしょう)・平安時代末期成立」の「観音験(しるし)を見する寺 清水 石山 長谷(はせ)の御山 粉河 近江なる彦根山(ひこねやま) 間近く見ゆるは六角堂(ろっかくどう)」と記されています。鎌倉時代に七堂伽藍(しちどうがらん)が建ち並び、子院を550か坊も有し、東西南北各4キロ余の広大な境内地と寺領4万余石を有して、高野山真言宗(しんごんしゅう)の総本山・金剛峯寺(こんごうぶじ)や新義真言宗(しんぎしんごんしゅう)の総本山・根来寺(ねごろじ)と並ぶ大寺院でした。しかし安土桃山時代の1585年(天正13年)の関白・羽柴秀吉(とととみひでよし)によるの紀州征伐(きしゅうせいばつ)によって根来寺とともに全山焼失し、「粉河寺縁起絵巻(国宝)」も焼損しました。その後江戸時代に紀州徳川家の庇護と信徒の寄進によって伽藍が整備されたが、江戸時代中期の1713年(正徳3年)の大火で大門(重要文化財)を残して多くの伽藍を焼失し、その後1720年(享保5年)に本堂(重要文化財)に再建され、1760年(宝暦10年)に千手堂(重要文化財)が建立されました。ちなみに本堂は西国三十三所で最大級とも言われています。粉河寺では約4万3,000平方メートルの境内に諸堂が建立され、それらを囲むように約300本の桜の木が植えられています。
*参考・・・粉河寺(アクセス・歴史・・・)

【粉河寺 見どころ・文化財】
粉河寺の見どころは粉河寺の桜です。粉河寺の桜見ごろは例年3月下旬頃~4月上旬頃です。またいずれも重要文化財である本堂・千手堂・中門・大門や国の名勝である庭園も見どころです。
桜(染井吉野)は2月1日以降の毎日の最高気温の積算が600度を超えると開花し、800度を超えると満開になるとも言われています。(誤差あり)なお地域によって若干差があるが、開花して5日から1週間ほどで満開になるとも言われています。

【粉河寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0736-73-4830(粉河寺)

【粉河寺 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月
和歌山桜名所・和歌山桜見ごろ

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