丹生官省符神社(アクセス・歴史・・・)・世界遺産

丹生官省符神社

丹生官省符神社

丹生官省符神社(アクセス・概要・見どころ・・・)情報を紹介しています。丹生官省符神社はかつて官省符荘の総社(鎮守)でした。官省符荘は太政官符・民部省符を得て、税金を納める必要がない不輸租・不入の特権を認められた荘園で、高野山金剛峯寺と一体化していたことから高野本荘(こうやほんしょう)・金剛峯寺荘(こんごうぶじしょう)とも言われていました。

【丹生官省符神社 アクセスマップ】
場所・・・和歌山県伊都郡九度山町慈尊院八三五番地

【丹生官省符神社 アクセス・交通】
*南海高野線・九度山駅(徒歩約30分)
*JR和歌山線・高野口駅(徒歩約40分)

【丹生官省符神社 アクセス・駐車場】
駐車場あり

【丹生官省符神社 時間(要確認)】
9:00~17:00
年中無休

【丹生官省符神社 料金(要確認)】
無料

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【丹生官省符神社 歴史・簡単概要】
丹生官省符神社(にうかんしょうぶじんじゃ)は816年(弘仁7年)に真言宗の宗祖である弘法大師・空海が高野山を開創して金剛峯寺(こんごうぶじ)を創建する際に創建されたと言われています。空海は真言密教修法の道場の根本地を求めて大和国宇智郡に入った際に一人の猟師に出会って高野という山上の霊地があることを教えられ、猟師が従えていた白・黒二頭の犬によって高野山に導かれました。空海は猟師となった化現狩場明神(けげんかりばみょうじん)から神託で高野山一山を与えたことを第52代・嵯峨天皇に上奏すると高野山が空海に下賜されたと言われています。そして空海が高野山一山の庶務を司る政所で、高野山への宿所や冬期避寒修行の場として慈尊院(じそんいん)を創建する際に丹生官省符神社が高野明神社として創建されたと言われています。丹生官省符神社は慈尊院丹生高野明神社・丹生七社大明神・丹生神社・丹生官省符神社と名称を変え、官省符荘(荘園)の総社(鎮守)として栄えました。ちなみに1396年(応永3年)の文書に「官省符鎮守・神通寺七社」と記されています。その後洪水に見舞われ、1517年(永正14年)に本殿の2棟、1541年(天文10年)に本殿の1棟が再建されたと言われています。1910年(明治43年)に九度山・入郷・慈尊院にあった諸社を合祀しました。なお丹生官省符神社では第一殿に丹生都比売大神(丹生明神)・高野御子大神(高野明神)・天照大御神(天照大神)、第二殿に大食都比売大神(気比明神)・誉田別大神(八幡大神)・天児屋根大神(春日大神)、第三殿に市杵島比売大神(厳島明神)を祀っています。
丹生官省符神社は2004年(平成16年)に世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(紀伊山地の霊場と参詣道)のひとつに登録されました。
*参考・・・丹生官省符神社(アクセス・歴史・・・)ホームページ丹生官省符神社(アクセス・歴史・・・)wikipedia

【丹生官省符神社 見どころ・文化財】
丹生官省符神社の見どころは室町時代に再建された本殿です。本殿は1517年(永正14年)に2棟、1541年(天文10年)に1棟が再建されたと言われています。ちなみに以前は4棟があったとも言われています。なお本殿は一間社春日造の檜皮葺です。

重要文化財・・・本殿

【丹生官省符神社 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0736-54-2754

【丹生官省符神社 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月

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