三徳山(紅葉見ごろ11月上旬頃)日本紅葉の名所100選

三徳山
三徳山(アクセス・概要・見どころ・・・)情報を紹介しています。三徳山は日本紅葉の名所100選に選ばれた紅葉名所です。三徳山の紅葉見ごろは例年11月上旬頃です。三徳山では三徳山三仏寺の本堂裏から奥の院・投入堂に通じる全長約700メートル・高低差約200メートルの登山道があり、投入堂に参拝することができます。ただ登山道には危険な場所もあるそうです。(要注意)
【三徳山 アクセスマップ】
場所・・・鳥取県東伯郡三朝町
【三徳山 アクセス・交通】
*JR倉吉駅からバス・吉原行きまたは三徳山行きの場合、三徳山参道入口バス停
*中国自動車道院庄IC(車約70分)または米子自動車道湯原IC(車約60分)
【三徳山 アクセス・駐車場】
駐車場あり
【三徳山 時間(要確認)】
●本堂
8:00~17:00
●投入堂
8:00~15:00(冬季入山禁止)
【三徳山 料金(要確認)】
●本堂
個人
大人400円、小学生・中学生200円
団体(20人以上)
大人350円、小学生・中学生150円
●投入堂
個人
大人800円、小学生・中学生400円
団体(20人以上)
大人750円、小学生・中学生350円
【三徳山 歴史・簡単概要】
三徳山(みとくさん)は鳥取県東伯郡三朝町にあります。三徳山は標高899.6メートルで、全域が三徳山三仏寺(さんぶつじ)の境内となっており、中腹の断崖に国宝である奥の院・投入堂(なげいれどう)が建立されています。ちなみに三徳山三仏寺(三佛寺)は706年(慶雲3年)に修験道の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)・役小角(えんのおづの)が三弁の蓮花を散らしたところ一弁がこの地に落ち、堂宇を建てて修験の行場にしたのが起源とも言われています。投入堂は役行者が法力でお堂を手のひらに乗るほど小さくし、大きな掛け声とともに断崖絶壁にある岩窟に投入れたとも言われています。ただ現在の投入堂は奈良文化財研究所が行った年輪年代測定により、平安時代後期(1086年~1184年)に建立されたとも言われています。その後849年(嘉祥2年)に第3代天台座主である慈覚大師(じかくだいし)・円仁(えんにん)が伽藍を建立し、阿弥陀如来・釈迦如来・大日如来の三尊を安置したことから三仏寺と言われるようになりました。三徳山の名称は美しい「法身(ほっしん)」・濁りのない「般若(はんにゃ)」・働きのある心「解脱(げだつ)」の3つの徳に由来しています。三徳山は新生代第三紀の約130万年前に基盤である花崗岩層・凝灰角礫岩層を破って噴出した鐘状火山で、山体は輝石安山岩から形成されています。その後の風雨による侵食によって洞窟・岩窟・奇岩・絶壁・滝などの奇勝が形成されました。三仏寺の文殊堂(重要文化財)・地蔵堂(重要文化財)・鐘楼堂は凝灰角礫岩層の断崖上、納経堂(重要文化財)・観音堂・元結掛堂・投入堂は凝灰角礫岩層と輝石安山岩の境目にある岩窟・断崖上に建立されています。三徳山は全山が人跡未踏の原生林で、標高300メートルからブナなどが広がり、標高450メートルから上にアカマツ・アカガシ・ソヨゴなどが広がっています。三徳山にはカケス・コゲラ・アカゲラ・アオゲラなどが生息しています。なお三徳山は全山が国の名勝・史跡に指定され、大山隠岐国立公園に属しています。
*参考・・・三徳山(アクセス・歴史・・・)ホームページ
【三徳山 見どころ・文化財】
三徳山の見どころは三徳山の紅葉です。三徳山の紅葉は例年10月中旬頃~10月下旬頃から色付き始め、紅葉見ごろは例年11月上旬頃です。紅葉の見ごろにモミジ・イチョウなどが色付きます。
紅葉は最低気温が8度以下の日が続くと見ごろが近くなり、最低気温が5度~6度になると一気に進むと言われています。紅葉は晴天が続き、湿度が低くて乾燥し、昼夜の寒暖の差が激しいと美しい紅葉が見られる言われています。
【三徳山 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0858-43-0431(三朝温泉観光協会)
【三徳山 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月
●日本紅葉の名所100選