西明寺(紅葉見ごろ11月中旬頃~)滋賀紅葉名所

西明寺
西明寺(アクセス・見どころ・・・)情報を紹介しています。西明寺は滋賀の紅葉名所です。西明寺の紅葉見ごろは例年11月中旬頃~11月下旬頃です。西明寺には山内に1,000本を超えるモミジなどが分布しています。また西明寺には樹齢約1,000年の夫婦杉や例年9月上旬に咲き始め、例年11月に満開になる西明寺不断桜(天然記念物)なども植えられています。
【西明寺 アクセスマップ】
場所・・・滋賀県犬上郡甲良町大字池寺26
【西明寺 アクセス・交通】
*JR河瀬駅(車約20分)
*JR彦根駅(車約20分)
*名神高速道路彦根IC(車約20分)または名神高速道路湖東三山スマートIC(車約5分)
【西明寺 アクセス・駐車場】
駐車場あり
【西明寺 時間(要確認)】
8:00~16:30
【西明寺 料金(要確認)】
600円
【西明寺 歴史・簡単概要】
西明寺(さいみょうじ)・池寺は滋賀県犬上郡甲良町大字池寺にあります。西明寺は寺伝によると平安時代前期の834年(承和元年)に修験道(しゅげんどう)の霊山である標高約1,377メートルの伊吹山(いぶきやま)を開山したとも言われる三修上人(さんしゅうしょうにん・慈勝上人(じしょうしょうにん))が創建したとも言われていています。834年(承和元年)ある日、三修上人が琵琶湖(びわこ)西岸を歩いていると突如琵琶湖の東側から紫雲(しうん)が現れて眩しい光が射し、その光明を目指して山中に分け入ると一筋の光明を放つ池がありました。やがて池の中から薬師如来(やくしにょらい)が現れ、その後いずれも薬師如来の脇侍(わきじ)である日光菩薩(にっこうぼさつ)・月光菩薩(がっこうぼさつ)、そして薬師如来や「薬師経」を信仰する者を守護する十二神将(じゅうにしんしょう)も現れました。三修上人に帰依していた第54代・仁明天皇はその不思議な出来事を聞くと勅願寺として寺院を創建することを勅命しました。薬師如来が放った光が第54代・仁明天皇の御所に向かって、西方を明るく照らしたことから寺号が「西明寺」と名付けられました。また西明寺は琵琶湖を中心として東に位置していることから東西南北の四方を護る天の四神(東の青龍(せいりゅう)・西の白虎(びゃっこ)・南の朱雀(すざく)・北の玄武(げんぶ))から山号が「龍應山(りゅうおうざん)」と名付けられました。その後国家鎮護・五穀豊穣・病気平癒などを祈願する祈願道場や僧侶を育成する修行道場として、寺領2千石と山林数町歩を与えられ、17の諸堂と300の僧坊を有する大伽藍になりました。奈良時代後期に天台宗(てんだいしゅう)の宗祖である伝教大師(でんぎょうだいし)・最澄(さいちょう)が延暦寺(えんりゃくじ)を比叡山(ひえいざん)に創建するとその後天台宗に改められ、本尊・薬師如来が延暦寺根本中堂に安置されている本尊・薬師如来に向かって安置され、湖東の薬師如来とも言われるようになりました。平安時代後期に鎌倉幕府初代将軍・源頼朝(みなもとのよりとも)が参詣して戦勝祈願したと言われています。鎌倉時代前期(1185年~1274年)に本堂(国宝)、鎌倉時代後期(1275年~1332年)に三重塔(国宝)、室町時代中期の1407年(応永14年)に二天門(重要文化財)が建立されました。戦国時代(室町時代後期)の1571年(元亀2年)に織田信長(おだのぶなが)による比叡山焼き討ちにより、山門近くの房舎などを焼失したが、本堂・三重塔・二天門などは焼失を免れました。江戸時代に比叡山探題執行(たんだいしっこう)・天海大僧正(てんかいだいそうじょう)やその弟子・公海大僧正(こうかいだいそうじょう)の尽力により、望月越中守友閑(もちづきえちゅうのかみゆうかん)が復興しました。なお本堂の薬師如来像前にある西柱・南柱にそれぞれ描かれている4体の菩薩立像は飛鳥時代に描かれたとも言われ、平安時代以前に既に創建されていたとも言われています。なお西明寺は金剛輪寺(こんごうりんじ)・百済寺(ひゃくさいじ)とともに湖東三山に数えられています。
*参考・・・西明寺(アクセス・歴史・・・)
【西明寺 見どころ・文化財】
西明寺の見どころは西明寺の紅葉です。西明寺の紅葉は例年11月上旬頃から色付き始め、紅葉見ごろは例年11月中旬頃~11月下旬頃です。紅葉の見ごろにモミジ・カエデなどが色付きます。
紅葉は最低気温が8度以下の日が続くと見ごろが近くなり、最低気温が5度~6度になると一気に進むと言われています。紅葉は晴天が続き、湿度が低くて乾燥し、昼夜の寒暖の差が激しいと美しい紅葉が見られる言われています。
【西明寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0749-38-4008(西明寺)
【西明寺 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月
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