鬼の舌震(紅葉見ごろ10月下旬頃~)島根紅葉名所
鬼の舌震
鬼の舌震(アクセス・見どころ・・・)情報を紹介しています。鬼の舌震は島根の紅葉名所です。鬼の舌震の紅葉見ごろは例年10月下旬頃~11月上旬頃です。鬼の舌震には探勝用の遊歩道(ハイキングコース)が整備され、紅葉とハイキングを楽しむことができます。鬼の舌震には高さ約45メートル・長さ約160メートルの舌振の“恋”吊橋も架けられています。
【鬼の舌震 アクセスマップ】
場所・・・島根県仁多郡奥出雲町三成~高尾
【鬼の舌震 アクセス・交通】
*JR木次線出雲三成駅(車約10分)
*松江道高野IC(車約30分)
【鬼の舌震 アクセス・駐車場】
駐車場あり
【鬼の舌震 時間(要確認)】
自由
【鬼の舌震 料金(要確認)】
無料
【鬼の舌震 歴史・簡単概要】
鬼の舌震(おにのしたぶるい)は島根県仁多郡奥出雲町にあります。鬼の舌震は標高約1,239メートルの吾妻山(あづまやま)のブナ林を源とする一級河川・斐伊川(ひいかわ)の支流・大馬木川(オオマキガワ)上流部に形成された長さ約2キロのV字峡谷です。鬼の舌震の名称は「出雲国風土記(いずものくにふどき)・733年(天平5年)2月30日完成」の一文「和仁のしたぶる」が転訛したものとも言われています。「和仁」は「ワニ(サメ)」、「したぶる」はワニが美しい女神・玉日女命(たまひめのみこと)を慕って夜な夜な通ってきたが、玉日女命がそれを嫌って大馬木川を巨岩でせき止めたという伝説に因む「慕う」に由来しているそうです。鬼の舌震は大馬木川が粗粒黒雲母花崗岩(そりゅうくろうんもかこうがん)などの岩盤を侵食・崩壊し、無数の甌穴(おうけつ)・巨岩・節理(せつり)・絶壁などが続いています。鬼の舌震には周辺にコナラの二次林などが広がり、モミジなどが分布しています。鬼の舌震では(昭和5年)に与謝野晶子・与謝野鉄幹夫妻が訪れ、「渓けはし 鬼舌ふるひ 去りたれば 河鹿いざなふ 月させよとも」などの歌を詠みました。大馬木川・鬼の舌震にはオイカワ・ウグイなどが生息し、ヤマセミ・カワガラスなどを見ることもできます。鬼の舌震には2013年(平成25年)に高さ約45メートル・長さ約160メートルの舌振の“恋”吊橋・バリアフリー遊歩道が全開通しました。宇根駐車場から下高尾駐車場までは車いすで通行することができます。なお鬼の舌震は鬼舌振(おにのしたぶる)として、国の名勝・国の天然記念物に指定されています。
奥出雲町(おくいずもちょう)は島根県東部に位置しています。奥出雲町は単独で仁多郡(にたぐん)を構成し、島根県の安来市・雲南市、広島県の庄原市、鳥取県の日南町に接しています。奥出雲町は奥出雲町と鳥取県日南町の県境にある標高約1,142メートルの船通山(せんつうざん)を源とする一級河川・斐伊川(ひいかわ)源流部に位置し、中国山地の準平原面である起伏の緩やかな山地にあり、南部に出雲地域の最高峰である標高約1,267メートルの猿政山・標高約1,238メートルの吾妻山・船通山などがあり、斐伊川とその支流として室原川・亀嵩川・大馬木川などが流れています。奥出雲町は町域のほとんどが森林です。奥出雲町は歴史が古く、「出雲国風土記(いずものくにふどき)・733年(天平5年)完成」に記されていたり、八岐大蛇 (やまたのおろち) 伝説などに登場したりしています。奥出雲町では古くからたたら製鉄が行われ、明治時代初期まで国内有数の産地でした。奥出雲町には現在も鉄鋼業が立地しています。ちなみに奥出雲町には奥出雲のたたら製鉄家・櫻井家の記念館・可部屋集成館や奥出雲たたらと刀剣館もあり、奥出雲たたらと刀剣館ではたたら製鉄の歴史や技法を知ることができます。奥出雲町は農業が盛んで、仁多米が生産されたり、仁多牛が飼育されたりしています。
*参考・・・鬼の舌震(アクセス・歴史・・・)
【鬼の舌震 見どころ・文化財】
鬼の舌震の見どころは鬼の舌震の紅葉です。鬼の舌震の紅葉は例年10月下旬頃から色付き始め、紅葉見ごろは例年10月下旬頃~11月上旬頃です。紅葉の見ごろにモミジなどが色付きます。紅葉のビュースポットは舌震上橋・天狗橋・清心亭・玉日女橋・舌振の“恋”吊橋です。
紅葉は最低気温が8度以下の日が続くと見ごろが近くなり、最低気温が5度~6度になると一気に進むと言われています。紅葉は晴天が続き、湿度が低くて乾燥し、昼夜の寒暖の差が激しいと美しい紅葉が見られる言われています。
【鬼の舌震 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0854-54-2260(奥出雲町観光協会)
【鬼の舌震 備考(御朱印・その他・・・)】
最終更新日:2021年(令和3年)11月
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