鳥取紅葉見ごろ・時期
鳥取紅葉見ごろ・時期を紹介しています。鳥取県にはいずれも日本紅葉の名所100選に選ばれた大山、三徳山や雨滝、小鹿渓、大山寺、鍵掛峠、諏訪神社などの紅葉名所があります。ちなみに大山では紅葉が見ごろを迎える時期にブナ・ナラ・カエデ・ナナカマド・ミズナラなどが色付きます。
【鳥取紅葉見ごろ・時期 大山】日本紅葉の名所100選
●紅葉見ごろ・時期・・・例年10月下旬頃~11月上旬頃
●紅葉樹木種類・・・・・ブナ・ナラ・カエデ・ナナカマド・ミズナラ
大山(だいせん)は鳥取県西部にある中国地方の最高峰の標高約1,729メートルの複式成層火山です。ちなみに大山は角盤山(かくばんざん)・伯耆大山(ほうきだいせん)・伯耆富士などとも言われています。大山は南北約30キロ・東西約35キロの広大な独立峰で、中央円頂丘に標高約1,709メートルの弥山(みせん)・標高約1,729メートルの剣ヶ峰(けんがみね)、外輪山に標高約1,358メートルの矢筈ヶ山(やはづがせん)・標高約687メートルの船上山(せんじょうさん)、寄生火山に標高約751メートルの孝霊山(こうれいさん)・標高約891メートルの豪円山(ごうえんざん)などあります。
大山 鳥取紅葉見ごろ・時期
【鳥取紅葉見ごろ・時期 三徳山】日本紅葉の名所100選
●紅葉見ごろ・時期・・・例年11月上旬頃
●紅葉樹木種類・・・・・モミジ・イチョウ
三徳山(みとくさん)は鳥取県東伯郡三朝町にあります。三徳山は標高899.6メートルで、全域が三徳山三仏寺(さんぶつじ)の境内となっており、中腹の断崖に国宝である奥の院・投入堂(なげいれどう)が建立されています。ちなみに三徳山三仏寺(三佛寺)は706年(慶雲3年)に修験道の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)・役小角(えんのおづの)が三弁の蓮花を散らしたところ一弁がこの地に落ち、堂宇を建てて修験の行場にしたのが起源とも言われています。投入堂は役行者が法力でお堂を手のひらに乗るほど小さくし、大きな掛け声とともに断崖絶壁にある岩窟に投入れたとも言われています。
三徳山 鳥取紅葉見ごろ・時期
【鳥取紅葉見ごろ・時期 雨滝】
●紅葉見ごろ・時期・・・例年10月下旬頃~11月中旬頃
●紅葉樹木種類・・・・・トチ・カエデ・ケヤキ・ブナ
雨滝(あめだき)は鳥取県鳥取市国府町雨滝にあります。雨滝は鳥取市にある標高約1,309.9メートルの扇ノ山(おうぎのせん)を源とする一級河川・千代川(せんだいがわ)の支流・袋川(ふくろがわ)上流部である雨滝川に形成された落差約40メートル・滝幅約4メートルの滝です。雨滝は柱状の割れ目である柱状節理(ちゅうじょうせつり)の玄武岩(げんぶがん)などの岩盤を雨滝川が侵食して形成されたとも言われています。雨滝は古来から修行・信仰の霊場で荒行が行われ、かつて滝の下手に籠もり堂が設けられ、旧暦8月1日にお滝まいりが行われていました。
雨滝 鳥取紅葉見ごろ・時期
【鳥取紅葉見ごろ・時期 小鹿渓】
●紅葉見ごろ・時期・・・例年11月上旬頃
●紅葉樹木種類・・・・・モミジ
小鹿渓(おしかけい)は鳥取県東伯郡三朝町にあります。小鹿渓は天神川(てんじんがわ)水系三徳川(みとくがわ)の支流・小鹿川上流域にあるV字状の渓谷です。小鹿渓は神倉地区から中津ダム(中津貯水池)までの長さ約4.3キロの渓谷です。小鹿渓は三仏寺(さんぶつじ)投入堂(国宝)が建立されている標高約899.6メートル三徳山(みとくさん)と三国山の間を流れる小鹿川が黒雲母花崗岩(くろうんもかこうがん)・斑れい岩(はんれいがん)・閃緑岩(せんりょくがん)・輝緑岩(きりょくがん)などの岩盤を侵食して谷が形成され、河床のポットホールである甌穴(おうけつ)・瀬・淵・滝・奇岩怪石などが続きます。
小鹿渓 鳥取紅葉見ごろ・時期
【鳥取紅葉見ごろ・時期 大山寺】
●紅葉見ごろ・時期・・・例年10月下旬頃~11月上旬頃
●紅葉樹木種類・・・・・ブナ・ナラ・カエデ・ナナカマド・ミズナラ
大山寺(だいせんじ)は鳥取県西伯郡大山町にあります。大山寺は奈良時代の718年(養老2年)に出雲の国玉造り・依道(金蓮上人(こんれんしょうにん))が開山したのが始まりとも言われています。「大山寺縁起」によると依道がある日、金色の狼を追って大山に入り、矢を射ようとすると前方に地蔵菩薩が現れ、信心の心が起こって弓矢を捨てると狼は老尼と化して話し掛けたそうです。その後依道は出家して仏道の修行を行い、大山に地蔵権現を祀り、名を金蓮と改めたたそうです。
大山寺 鳥取紅葉見ごろ・時期
【鳥取紅葉見ごろ・時期 鍵掛峠】
●紅葉見ごろ・時期・・・例年10月下旬頃~11月上旬頃
●紅葉樹木種類・・・・・ブナ・ナラ・カエデ・ナナカマド・ミズナラ
鍵掛峠(かぎかけとうげ)は鳥取県日野郡江府町などにあります。鍵掛峠は標高約1,729メートルの大山(だいせん)南壁を望む標高約912メートルの峠です。鍵掛峠は鳥取県倉吉市と西伯郡伯耆町を結ぶ長さ約50.3キロの鳥取県道45号倉吉江府溝口線(とっとりけんどう45ごうくらよしこうふみぞくちせん)が通り、大山南壁を望む一番のビュースポットになっています。鍵掛峠には周辺にブナ・ナラ・カエデ・ナナカマドなどが分布しています。鍵掛峠からは手前に西日本随一の規模とも言われるブナ林が見え、その奥に無数の石が散乱するガレ場や大規模な崩落によってできた一ノ沢・二ノ沢・三ノ沢などの沢などがあり、壁のようにそびえ立つ大スケールの大山南壁が見えます。
鍵掛峠 鳥取紅葉見ごろ・時期
【鳥取紅葉見ごろ・時期 諏訪神社】
●紅葉見ごろ・時期・・・例年11月上旬頃~11月下旬頃
●紅葉樹木種類・・・・・カエデ・モミジ
諏訪神社(すわじんじゃ)は鳥取県八頭郡智頭町智頭にあります。諏訪神社は鎌倉時代の1278年(弘安元年)に寅年(とらどし)と申年(さるどし)の6年ごとに行われる御柱祭(おんばしらさい)で知られる信濃国一宮・諏訪大社(すわたいしゃ)から分霊を勧請し、健御名方神(たけみなかたのかみ)・木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)など十六柱を祭神とし、社号・諏訪大明神(すわだいみょうじん)として創建されたのが始まりとも言われています。諏訪大明神は軍の神・鎮火の神として崇敬され、南朝初代で、第96代・後醍醐天皇が祈願したとも言われています。
諏訪神社 鳥取紅葉見ごろ・時期
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