秋田紅葉見ごろ・時期
秋田紅葉見ごろ・時期を紹介しています。秋田県にはいずれも日本紅葉の名所100選に選ばれた田沢湖抱返り県立自然公園、秋ノ宮温泉郷・鬼首エコロードや千秋公園、小安峡、森吉山、乳頭温泉郷などの紅葉名所があります。ちなみに田沢湖抱返り県立自然公園では紅葉が見ごろを迎える時期にブナ・カエデなどが色付きます。
【秋田紅葉見ごろ・時期 田沢湖抱返り県立自然公園】日本紅葉の名所100選
●紅葉見ごろ・時期・・・例年10月下旬頃~11月上旬頃
●紅葉樹木種類・・・・・ブナ・カエデ
田沢湖抱返り県立自然公園(たざわこだきがえりけんりつしぜんこうえん)は秋田県東部の仙北市にあります。田沢湖抱返り県立自然公園は日本で最も深い湖である田沢湖と東北の耶馬渓(やばけい)とも言われる景勝地である抱返り渓谷などによって構成されています。田沢湖は一級河川・雄物川(おものがわ)水系に属する周囲約20キロ・最大水深約423.4メートルで、面積約25.75平方キロの淡水湖です。田沢湖は日本国内で19番目に大きい湖沼だが、日本国内で最も深い湖(世界で17番目に深い湖)であることから日本のバイカル湖(最大水深約1,642メートル)とも言われています。湖畔には東京藝術大学名誉教授で、彫刻家・舟越保武(ふなこしやすたけ)作で、永遠の若さと美貌を願って湖神となったと伝えられる伝説の美少女たつこ姫のブロンズ像・たつこ像が建てられています。
田沢湖抱返り県立自然公園 秋田紅葉見ごろ・時期
【秋田紅葉見ごろ・時期 秋ノ宮温泉郷・鬼首エコロード】日本紅葉の名所100選
●紅葉見ごろ・時期・・・例年10月中旬頃
●紅葉樹木種類・・・・・モミジ・ウルシ・ブナ・ミズナラ・コナラ・サクラ・ヤマザクラ
秋ノ宮温泉郷(あきのみやおんせんきょう)・秋の宮温泉郷は秋田県湯沢市にあります。秋の宮温泉郷には国道108号沿いなどに約10軒の温泉宿があります。秋ノ宮温泉郷には1,200年前に発見されたとも言われる鷹の湯温泉・江戸時代中期の1702年(元禄15年)に開湯されたとも言われる新五郎湯などがあり、秋田県内で最古の温泉とも言われています。鬼首エコロード(おにこうべエコロード)・鬼首道路(おにこうべどうろ)は秋田県湯沢市と宮城県大崎市を結ぶ国道108号(仙秋サンライン・仙秋ライン)のバイパス道路です。ちなみに国道108号は秋田県由利本荘市から宮城県石巻市を結んでいるが、鬼首峠周辺は道幅が狭くて大型車通行止めだったり、冬季は豪雪によって通行止めになったりすることなどからバイパス道路である全長13.7キロの鬼首エコロードが建設されました。
秋ノ宮温泉郷・鬼首エコロード 秋田紅葉見ごろ・時期
【秋田紅葉見ごろ・時期 千秋公園】
●紅葉見ごろ・時期・・・例年11月上旬頃
●紅葉樹木種類・・・・・サクラ・カツラ・モミジ・ケヤキ・イチョウ
千秋公園(せんしゅうこうえん)は秋田県秋田市にあります。千秋公園は久保田城(くぼたじょう)の本丸・二の丸跡地に整備された面積約16.29ヘクタールの都市公園(総合公園)です。久保田城は1604年(慶長9年)に出羽久保田藩(秋田藩)初代藩主で、佐竹氏19代当主・佐竹義宣(さたけよしのぶ)が雄物川(おものがわ)の支流・旭川左岸に位置する標高約40メートルの神明山(しんめいやま)に築城しました。佐竹義宣は1602年(慶長7年)に秋田氏の居城であった湊城(みなとじょう)に入城したが、手狭であったことから窪田城(久保田城)を築城することになり、1603年(慶長8年)から梶原政景(かじわらまさかげ)・渋江政光(しぶえまさみつ)を普請奉行として築城を開始し、1604年(慶長9年)に本丸が完成しました。
千秋公園 秋田紅葉見ごろ・時期
【秋田紅葉見ごろ・時期 小安峡】
●紅葉見ごろ・時期・・・例年10月下旬頃
●紅葉樹木種類・・・・・ブナ・イタヤカエデ・モミジ
小安峡(こやすきょう)は秋田県湯沢市皆瀬字湯元にあります。小安峡は湯沢市皆瀬を源とする一級河川・雄物川(おものがわ)の支流で一級河川・皆瀬川(みなせがわ)上流に形成されたV字型渓谷です。小安峡は長年に渡って皆瀬川の急流が両岸を侵食し、全長約8キロに高さ60メートルに及ぶ渓谷が形成されています。小安峡には絶壁の岩間(地熱貯留層の亀裂)から轟音とともに98度にもなる蒸気・白い湯けむりを噴出する大噴湯や不動滝・薬師滝など大小の滝、そして川原湯橋があります。大噴湯は江戸時代後期の旅行家・菅江真澄(すがえますみ)が「雷神のひびきのようなすごい音がして水がはじけるように湯が噴き出していた」と日記に記したそうです。
小安峡 秋田紅葉見ごろ・時期
【秋田紅葉見ごろ・時期 森吉山】
●紅葉見ごろ・時期・・・例年10月中旬頃
●紅葉樹木種類・・・・・ブナ・カエデ・ナナカマド
森吉山(もりよしざん)は秋田県北秋田市阿仁鍵ノ滝にあります。森吉山は向岳(むかいだけ)・秋田山(あきたやま)とも言われる標高約1,454.2メートルの火山です。ちなみに森吉山は江戸時代に日本海を航行していた北前船が山を見て方向を知ったとも言われています。森吉山には山頂まで全長約3,473メートルの阿仁ゴンドラ(片道約20分)が運行され、夏に高山植物、秋に紅葉、冬に樹氷を楽しむことができます。森吉山は山形市の蔵王山(ざおうさん)・青森市の八甲田山(はっこうださん)とともに日本三大樹氷鑑賞地に選ばれています。森吉山は山麓にブナ林を中心とした広葉樹林が広がり、標高1,000メートル以上にオオシラビソが多く分布しています。
森吉山 秋田紅葉見ごろ・時期
【秋田紅葉見ごろ・時期 乳頭温泉郷】
●紅葉見ごろ・時期・・・例年10月中旬頃~10月下旬頃
●紅葉樹木種類・・・・・ブナ
乳頭温泉郷(にゅうとうおんせんきょう)は秋田県仙北市田沢湖にあります。乳頭温泉郷は青森県・岩手県・秋田県にまたがり、十和田湖(とわだこ)・八幡平(はちまんたい)など対象とする十和田八幡平国立公園(とわだはちまんたいこくりつこうえん)内にある標高約1,478メートルの乳頭山(にゅうとうさん・烏帽子岳(えぼしだけ))山麓で、雄物川(おものがわ)水系の先達川(せんだつがわ)に沿って点在する温泉の総称です。乳頭温泉郷は鶴の湯温泉(つるのゆおんせん)・大釜温泉(おおがまおんせん)・妙乃湯温泉(たえのゆおんせん)・蟹場温泉(がにばおんせん)・孫六温泉(まごろくおんせん)・黒湯温泉(くろゆおんせん)・一本松温泉(いっぽんまつおんせん)の6軒の一軒宿と休暇村乳頭温泉郷の7つの宿で構成されています。
乳頭温泉郷 秋田紅葉見ごろ・時期
【秋田紅葉見ごろ・時期 岨谷峡】
●紅葉見ごろ・時期・・・例年10月上旬頃~10月下旬頃
●紅葉樹木種類・・・・・カエデ・ナラ・ブナ
岨谷峡(そやきょう)は秋田県秋田市河辺岩見にあります。岨谷峡は雄物川(おものがわ)水系の大又川(おおまたがわ)の支流で、秋田市河辺岩見を源とする岩見川(いわみがわ)上流に形成された渓谷です。岨谷峡は岩見川に形成されていることから岩見峡とも言われています。また岨谷峡は秋田駅から車を使って1時間弱で行くことができることから秋田の奥座敷とも言われています。岨谷峡は和同年間(708年~715年)に鵜養(うやしない)の沼が破れた際にできたとも言われています。岨谷峡は岩見川沿いに屏風のような断崖絶壁が300メートル以上に亘って続き、奇岩・巨岩などがあります。岨谷峡の岨は狭まった険しい土地を指すそうです。
岨谷峡 秋田紅葉見ごろ・時期
【秋田紅葉見ごろ・時期 三途川渓谷】
●紅葉見ごろ・時期・・・例年10月中旬頃~10月下旬頃
●紅葉樹木種類・・・・・ベニイタヤ・ミズナラ・ブナ・ヤマモミジ・アカシデ
三途川渓谷(さんずがわけいこく)は秋田県湯沢市高松字三途川にあります。三途川渓谷は青森県の恐山(おそれざん)・富山県の立山(たてやま)とともに日本三大霊地に数えられる川原毛地獄(かわらげじごく)の入口にある深く切れ込んだV字型渓谷です。ちなみに川原毛地獄は標高約800メートルにある硫化水素を含む火山ガスを噴出する噴気地帯で、平安時代初期の807年(大同2年)に月窓和尚が霊通山前湯寺(れいつうさんぜんとうじ)を創建したことから霊場になったと言われています。三途川渓谷には高松川が流れる高さ約40メートルの場所に三途川橋(県道51号)が架けられ、橋の両端に閻魔大王(えんまだいおう)・泰山大王(たいせんだいおう)・延命地蔵(えんめいじぞう)・合掌地蔵(がっしょうじぞう)の4体の石像が建てられています。
三途川渓谷 秋田紅葉見ごろ・時期
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